準備期間が、宝。
27−28、そして31日の3日間で、9曲。
今回のCDは「ティートックレコーズ」というメジャーレーベルからのリリースとなる。
そう、今回はいわゆる「自主制作」ではないのだ。
レコーディングは、茨城県にある自社スタジオにて。
非常に特殊な空間を持つレコーディングスタジオで、エンジニアの金野さんは太鼓のレコーディングは今回が初めて。
あの空間でどんな音楽が生まれどんな音が録れるのか、期待と不安が膨らむ。
この2〜3ヶ月、本当にたくさん、太鼓を打った。一人で。
レコーディングに向けての曲作り、そして稽古。仕事が薄かった分、本当によく稽古場に通った(笑)。
いろいろな発見があった。
自分自身と向き合う時間にもなった。
気持ちが負のベクトルに向かい、落ち込むこともあった。
楽しかったというよりは、苦しかったししんどかったけど、幸せだった。
そりゃそうだ、はっきり目に見える目標に向かって、日々大好きな(はずの)太鼓に向かい続けていたのだから。
こんな貴重な時間をもつきっかけを作ってくれたレコード会社に、そして、ろくに稼ぎもせず毎日ブツブツ独り言をつぶやきながら稽古場に向かう、ダメダメ男を黙って送り出しそっと見守ってくれた家族に、心から感謝している。
- 2014.03.23 Sunday
- 14:11
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