師匠ゲスト出演の「題名のない音楽会」収録が、来週河口湖ステラシアターで行われる。
オーケストラとの共演曲がメインだが、「子どもたちと一緒に、日本中に元気を届ける一曲を」ということで、師匠作「千の海響」をやることになった。
富士山周辺の、素朴でいかにも子どもらしい子どもの太鼓チームを、というご要望で(苦笑)、自分の出身チーム「黄瀬川太鼓」と、ここ数年交流が続いている「大富士公時太鼓」を紹介、急きょ曲の指導をすることになった。
決まったのが約一月前。
練習日がいずれも木曜の夜なので、それぞれ2回ずつ、約2時間の指導。
・・・・・・・。
これだけ!
ダンナァ〜そりゃさすがにムリっしょ〜、て感じだったが、鼻づらにニンジンぶら下がった子どもは、すごい!!!
なーんて(笑)、ニンジンはおいといて、子どもたち本当にスゴイのだ。
メインのリズムフレーズ2種を教え、曲の構成、イントロ部の演出、締太鼓のソロと、余裕のかけらもない稽古の段取り(俺もカナリがんばったぞ)にきっちりついてきて、メンバー同士教え合い、各自自宅での個人練習もそれなりにしていただろう。2回の稽古で、曲が打てるようになってしまったのである。
昨日行われた、最初で最後の合同リハーサルでは、2チームが初めて顔を合わせ、収録に向け出ハケの段取りや細かい演出部分の修正もして、あとは本番を待つのみとなった。
今回自分は完全な裏方。指導と当日スタッフとして、彼らの「晴れ舞台」をサポートしたいと思っている。
今回のムチャブリをこころよく引き受けてくれた、各チームの親方/世話人さんにも、感謝。
収録は来週14日。
「題名のない音楽会」9月9日放送予定。
彼らの奮闘ぶり、自分のことのように誇らしい。