公演終わって、ひとりごと。

コンサート「風の章」@深川江戸資料館、終了。

 

当人としては、全体を通してうまくいかなかったこと、悔やまれる点は山ほどあるが、それをここで言っても言い訳にしかならないし、そんな話誰も聞きたくないだろうから、一人暗がりで皆さんにごめんなさいを言いながら「キイィー!」ってなることにします。

ともあれ二部の大太鼓ソロは、現時点でのベストプレイに近い感じで歌え(演奏でき)たのではないかと思っている。

 

 

終演後ロビーに出ると、今回はニューライブ盤CDの発売もあったので、たくさんのお客様がサインを求めて並んで下さっていた。

(来場者の実に3分の1のお客様が、CDを買ってくださっていた!)

  いつも応援してくれている常連さん

  「初めて太鼓のコンサートを聴いた」という方

  前回の深川以来(4年ぶり)という方

  ティアラこうとうのどソロ(2011年)ぶりという方 etc...

慌ただしくもその一人一人と、本当に一言二言だがお礼と共に言葉を交わす中で、気づいたことがある。

 

 

他の楽器の人はどうか知らないが、太鼓を打っている人はプロアマ問わず、お客様から「元気が出た」と言われることが多いと思う。

楽器の特性に起因している部分が大きいとは思うのだが、自分はこれまで、この言葉を投げかけられるとなにやら一抹の「違和感」を感じていた。

 

集団で太鼓を演奏する人たちの多くは確かに元気を送ったり、あるいは演奏者みずからが元気になることを目指していることも多いかもしれない。だが、自分の場合それはごく限られたシチュエーションの時に限ってであり、舞台で一人太鼓に向き合って表現しようとしていることは、「元気にする」「元気になる」こととは全く無関係なところで勝負しているつもりだから…。

「みんなで盛り上がろう!」というノリでもないし、ポジティブなメッセージを込めた言葉もない。全身ガクガクになりながら天狗を演じ(今回のことで言えば)ている自分を見て、ひとは元気になるのか?と。

かなり感じの悪い物言いになってしまうが、これが今までの正直な気持ちだった。

 

だが今回、たくさんの「また来ます」「次回を楽しみにしてます」の声をかけてもらって、そうか、これでいいのだ、と思えた。

 

「また来たい」と思ってくれた人は、次の機会に向けて明日を生きる活力が湧いたのだ。俺がどこで勝負していようと、それとは別の次元で、俺の演奏がその人の元気の源を刺激したのだ。琴線に触れたのだ。嬉しいじゃないか。有難いじゃないか!

 

「また来ます」「次回を楽しみにしてます」の声から、たくさんの元気をもらっているのはむしろ自分の方だが、それをパワーの源に、さらに多くの人の心に届く演奏ができるよう、愚直に走り続けていこうではないか。

 

 

ご来場くださった皆様、ともに舞台を築きあげてくれた仲間、お力添えくださった方々、

どうもありがとうございました。

 


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太鼓奏者・はせ みきた

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