ナントで「我に羽賜べ」

先週6日に、フランス・ナントより帰国。

 

3度目の「ラ・フォル・ジュルネ」。

いわゆる民族楽器の奏者が、「クラシック音楽」の祭典に、しかも3年連続で呼ばれるというのは、よほど異例なことなのではないか。それだけ[Eitestu Hayashi]の芸術性を、プロデューサーのルネ氏もそして聴衆も、非常に高く評価してくれているということだろう。自分の師匠の演奏と作品をそのように認めてもらえているのは素直に嬉しいし、その一端を担っていられることはとても誇らしくもあると同時に、「今年はどうなの」という期待に応えなければというプレッシャーも感じる。

今年のテーマは「New World」。漂泊、亡命、新天地などのキーワードから、美術家シリーズ第5作目の「レオナール、我に羽賜べ(2004年初演)」で臨んだ。

 

オリジナルバージョンはパーカッションとマリンバで「クリス&祥子」さんたちがゲストプレイで参加してくれていたものを、今回は英哲&風雲だけで挑戦してみようということになった。細かい部分で修正を加えより劇的な演出を盛り込んだりというチャレンジもあったが、加えて田代・辻の活躍は目覚ましく、本当によくがんばった!

辻は持ち前の「動ける体」を生かし、おどけて振る舞いながらも時代に翻弄され苦悩する藤田嗣治をソロで演じた。師匠のイメージを汲み取り、自分のものにするのは本当に大変だったと思う。田代は2つのシーンでマリンバを担当。各楽器の一流のプロフェッショナルの演奏が見られる場でマリンバを演奏するというプレッシャーは、相当なものだっただろう。「マリンバの演奏を聴かせるんじゃない、空気を作って欲しい」という師匠の難しい要求に、最後の最後まで演奏内容を変えながら取り組んでいた。3日間で4回の公演。回を重ねるごとに二人のパフォーマンスがどんどん良くなっていき、同時に作品全体のクオリティも高まっていったと思う。それぞれ田代・辻だからこそできたことであり、それを見事につとめきった二人は本当に立派だった。

 

ナント版「我に羽賜べ」について、非常に嬉しいレビューが、ラ・フォル・ジュルネTokyo公式Facebookページに載っている。ぜひご一読いただきたい。

https://www.facebook.com/mikita.hase/posts/1404284396348053

(これで皆さんご覧いただけるのかな…)

 

英哲作品の芸術性の高さと深さ。演るたびに痛感する。この貴重な経験を、自分の舞台にどう活かしていけるのか…。

6月に、コンサートします。

情報公開は、また後日。

 

 


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太鼓奏者・はせ みきた

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