「指導」で振り返る。

今年もあと少し。

 

昨日の「つつみ太鼓(静岡市清水)」で、今年の指導のお仕事終了。

もうかれこれ15年、指導に通っている。なんと来年、現メンバーの中での最年少の会員が還暦を迎える(笑)。

膝が痛いのバネ指だの、ヒーヒーフゥフゥ言いながらも、そこそこ難しいことにも挑戦しながら、頑張っております。

いろんな意味でベテラン揃いのチームですが、介護者、じゃない後輩大募集中です。年齢問わず明るく元気な女性と、図太い神経&根性のある男性、大歓迎!!

 

 

振り返ると、今年は「教える」仕事も多かったなあ。

 

⭐イベント共演のための『千の海響』指導 @沖縄&宇和島

 

⭐「ちゃっきりツアー」中の気仙沼&花巻

 

⭐指導プログラム『千の海響』@広島尾道&東城

 

⭐ブリスベン

 

⭐沼津 黄瀬川太鼓

 

そして、三島&沼津ウツラ教室。

先日、合同稽古&食事会を開催。レッスン中は夢中で、写真撮る暇なかった。食事会の最後に。

 

 

いろんな人に、いろんな形で、太鼓にまつわるいろんなことを伝えてきた。

 

 

「太鼓は楽しい。かっこいい」

それは教わる側の人たちの心に、自然と芽生えるもの(「伝える」側が、良ければ)。

 

「どんな打ち方(スタイル)が良いか」

それもこちらから押し付けるのではなく、受け手が選び、みずから学び、熟成させればいいこと。

こちらはできるだけ多くの選択肢を提示し、ポイントを的確に見つけ出し、学びの手助けをすれば良い。

 

幸運なことに俺は、長い独学の時期を経てのち素晴らしい師匠に付き、多くの人から現場から、様々な太鼓を、その歴史を、音楽を学び、それらを突き詰めていく難しさを、仲間と共に高みを目指す面白さと苦労を、経験してきた。

その経験と、経験から得た上達のコツや自分なりの考えを、伝えていきたい。

ポリシーとリスペクトの気持ちを持って、誠実に。

 

 

来年も、2月にアメリカ・カナダでのワークショップが控え、国内のあらたな指導の話もきている。

ライブも、ワークショップも。

伝えられる「場」を与えてもらえていることに、心から感謝している。

 


9月1本目「はせ林デュオ」

8本計10ステージの公演を抱えた9月。

まず1本目、アイワ不動産主催のチャリティコンサート「Smile! Smile! Smile!」が昨日終了。

 

 

ピアノ・林正樹さんとのデュオは、めちゃくちゃ刺激的でスリリング、そして情感たっぷりの音楽のオンパレードとなった。

一部のコアなファンの方から「聴きに行きたい!」という熱烈な声が集まったかの名曲『ボレロ』、燃えた〜!

 

今回、響きの豊かなコンサートホールで、迫力満点押せ押せの楽曲ばかりでなく、スペーシーな曲、太鼓の柔らかい深い音色を生かした曲などにも挑戦し、こういった楽曲に取り組むことへの意義、手応えを確認することができた。

 

「林・みきたデュオ」の大いなる可能性を見出せたと思う。

 

 

そしてこの舞台を成立させるために、舞台・照明・音響スタッフたちの大いなる下支えに助けられたのは言うまでもない。

いつもの凄技メンバーがいてくれる安心感。このメンツで仕事できる幸せを実感した。

 

 

意義あるコンサートにお声がけくださり、林さんとのデュオの機会を与えて下さった主催者様に感謝。

 

 

さて、次なるステージは4日後、いよいよ裾野市民文化センターでのソロコンサート。

こちらも先日、山田路子氏との最終リハを終え、準備は万端(まであと少し 笑)。

全力で、駆け抜けるべし!

 

 


929みどころ

昨日は9月末の「はせ×小泉謙一」のライブのリハのため、横浜へ。

 

 

先週の土曜日に三島の稽古場でやり、今度が2回目。

お互いのレパートリーと新曲も含め、全体像が見えた。

 

俺の曲は割と展開や決め事がこまめにあり、ズミ氏の言葉を借りれば「まるで算数の引っ掛け問題を出されてるよう」だそうな(笑)。

転じてズミ氏の曲は全体的にシンプルな構成と、非常にキャッチーなフレーズと心地よいグルーヴを活かしたものが多い。

 

ノリに任せて手放しで楽しめる曲あり、じっくり聴きごたえのある曲ありで、多彩なラインナップになると思う。

 

 

今度のライブ、もちろんお互いのソロプレイにも注目していただきたいが、

同時にそのソロを支える「地打ち」にも、注目していただきたい。

 

いわゆる「バッキング」である。

 

我々二人、それぞれ個別に「バンド・ユニット活動」をそこそこ数やってるのと、そもそもの性分として「地打ち好き」なので、そこは結構拘ってまして…。

いい仕事してるはず、です。

ソロプレイの応酬、ガチンコでぶつかり合うのもいいですが、互いをがっちり支え合いながら高みに昇っていく音楽も、いいもんですぜ。

もちろんガチンコも、やりますがね。

 

 

とまれ、本番をお楽しみに!

「はせ×小泉ライブ 〜青雲なる二人のガチンコ〜」

 

 

「tension」、生まれ変わるぞ。

 


ワークショップ@裾野

本日「山の日」。

9月11日のコンサート会場・裾野市民文化センターで、ワークショップを開催。

 

80名ほどの老若男女が参加してくれた。

主催者様には申し訳ないが、「せいぜい20人くらいだろう」とタカをくくっていたので、参加者の多さにビックリ。

子供ばかりかと思っていたが、半数は大人だったことも意外だった。

 

前半は、太鼓の名称や材質の紹介から各種奏法、太鼓芸能の今昔などの話をデモ演奏をちりばめながら行った。

休憩挟んで後半は、実際に参加者のみんなに太鼓演奏を体験してもらうコーナー。

 

短時間で習得するにはそこそこ難しい内容だったと思うが、みんなワイワイと楽しんで取り組んでくれていた模様。

最後は参加してくれた子どもたちと記念撮影。

 

ワークショップ終了後には、市の広報向けの取材を受けた。地元でのコンサートが開催されることの感慨、公演に向けての意気込みなど思いを語らせてもらった。裾野市の広報スタッフさんの名刺は、我らがゆるキャラ「すそのん」の形(笑)。

 

いよいよコンサート当日まであと1ヶ月。

目指すは満席。準備に宣伝に、頑張らねば。

ありがたいことに会館スタッフさんも熱心に宣伝に回ってくれている。市内の飲食店などあちこちで公演のポスターを見かける。

会館内の自販機にまでチラシが(笑)。

 

感謝!!

 

 

 


目の保養

いよいよソロライブ間近。
ソロライブとなるとたいてい、緊張と焦りでしっちゃかめっちゃかの精神状態になってしまうのだが、今回はわりと落ち着いて一曲一曲を楽しめそうだ。
仕上がりも上々。梅雨真っ最中だが、楽器のコンディションもかなり良い。
日曜日、お楽しみに。

さて、スケジュールを確認してみたら、「1日オフ」というのが少なくとも7/20過ぎまではないということが判明。トホホ。
忙しいのはありがたいことなのだが。
そんな中先日「午前中だけ休み!」ということにして、リフレッシュお出かけ。

いま三島市内で人気の観光スポット・日本一の吊り橋がある「みしまskywalk」
を通り越して…

昔からの景観地「山中城跡」へ。
お城と言っても天守閣やいかつい建物はない。
ここは小田原城主の北条氏が、西から箱根越えして領内に侵入する敵を迎え撃つために構えた山城。
だが豊臣氏の17倍の軍勢(7万)に囲まれてわずか半日で落城したという、残念な城だ。



現在は過去の戦乱の面影はなく、一面が芝と緑で覆われたとても気持ちの良い公園となっている。
箱根の中腹(標高500m以上)なので涼しく、人も少ないのでゆったりと散策できる。


写真はこの城の特徴でもある畝堀・障子堀と言われるものだが、なんだか宮崎アニメの世界に紛れ込んでしまったかのようだ。

わずか2時間足らずであったが、良い空気をいっぱい吸って、目の保養になった。
山中城跡、オススメですぞ。





 

「表現」に触れる。

おや、もう4月も終わりか!
なんと早いことか…。

GWは、5/1富士宮市での書家・志村雅芳さんとのコラボパフォーマンスに始まり、
東京での「ラ・フォル・ジュルネ」と、楽しみなステージが待っている。野外での演奏もあるので、好天に恵まれることを祈るばかり。


話は変わるが、

先日、急に思い立ち、どうしても観たくなった映画を観に、川越に向かった。
観たのは「DOGLEGS」という映画。
障害者プロレスをはじめて今年で25周年となる団体[DOGLEGS]を追ったドキュメンタリーである。

  強烈な映画だった。ただただ、強烈だった。
  生と生のぶつかり合い。自分の全てをさらけ出し、リングで「表現」する姿。
  感動とか、そういう次元を超えて、訳も分からず涙が溢れ続けていた。
  いろいろ考えさせられる映画でありながら、ダイレクトに本能に訴えかけてくる映画だった。
  上映していた「川越スカラ座」、ディーープなレトロ空間でした。
  映画は広島を除き上映終了。
  

この日もう一つ見たものがある。
川越から東京・銀座へ。
銀座エルメスのギャラリーで展示中の「YOKAINOSHIMA」。
ヨーロッパを中心とした様々な装束や「獣人(ワイルドマン)」を撮り続けている写真家、シャルル・フレジェの展覧会である。
  
  いやあ面白かった。日本全国、特に九州と東北のものが多かったが、
  「なまはげ」や「獅子」の装束、中には「これホントに日本?」と
  首をかしげてしまうような形状や模様のものもたくさんあり、刺激的だった。
  こちらは徹底的に飾り、身に付けることでなにかに「なりきり」、「憑依する」表現である。
  展示空間のデザインも素晴らしかった。
  エルメスの店内を通らないとギャラリーに行けない、というのは、俺的にはなかなかの
  試練であったが(苦笑)。
  こちらは5/22まで、GW中も休まず開館しているとのこと。


「表現のかたち」というのは本当に様々だなと、思った。
深い、そして面白い。



(川越市内にて ショーケースで昼寝する猫)

林さんとの密な交流、からのアフリカ

「怒涛のライブウィーク」が終わり、ずいぶんと経ってしまった。

鬼才のピアニスト・林正樹さんとのライブは、本当に本当に濃密な時間となった。
前回の比べて、ぐっと深まった「音楽での会話」ができたように思う。

林さんはいろいろな太鼓打ちとの共演を重ねているが、おそらく他の太鼓打ちが選ばないような林さんの作品にもいくつか挑戦させてもらったと思う。
「融合」というのが、今回の共演の一つのテーマであった。
ガチンコ勝負的なセッションも楽しいが、「間」を強く意識したり、倍音が多く深い音色が出る和太鼓ならではの包み込むような響きを活かせたらと考えながら、構成を考え演奏内容を練った。

このデュオからは、もっともっと幅の広い表現が生まれる可能性があると思う。
林さんも、次回に向けていろいろ挑戦していきたいと、語ってくれた。

新たな「はじまり」の瞬間。
ワクワクと幸せを、たくさん感じることができた。


 ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ 


さて、突然であるが、今日からアフリカに行ってきます。
「英哲風雲の会」として、国際交流基金の派遣で、マラウイ・ガボンの2カ国を、9日間で訪問し公演を行うという、弾丸ツアー。

今回は田代・辻との奏者3人と舞台監督だけの一行4名というミニマムなメンバー。
2回のコンサートとワークショップ1回の計3公演。
マラウイはこれまで既に数名の太鼓奏者が訪問しているようで、彼らとはまた違う特色を出すため、「踊り」や「動き」の要素を盛り込んだ演目を多数用意している。
不安も多いが、これまたワクワク満載である。

まずは無事に、楽器とともに到着できることを祈って。
いざ、本日夜、出国します!

ではまた。

(写真は餞別がわりに師匠がくれた高麗人参ドリンク。普段ドリンク剤系をあまり飲まないので、いささか効きがコワい。軽く賞味期限切れてたが 笑)
   

怒濤のライブウィーク

明日から、怒濤のライブ続きである。8日間で、5本!
本日は、そのリハ2本立て。

1本目は、鈴木裕子さんと。
明日は、磐田市にて二胡奏者・鈴木裕子さんとの共演。
お寺のお堂で、生音に近い状態での演奏となるため、音量・音数の調節が重要となる。
ガンガン演奏するシーンは限られるが、逆に太鼓の様々な音色、表情を引き出しお客様に楽しんでいただく絶好の機会だ。パワーと勢いとノリだけに頼らない演奏。プロの腕が試される現場だ。気張っていきましょー。

そして2本目は、27日三島市常林寺の「夕涼み音楽祭」で共演する、静岡市の音楽仲間・海野雅夫氏と。
こちらは反対に、野外音楽イベントでのミニライブとなるため、二人の共演シーンはとにかくノリよく、楽しめることに特化した内容づくり。
海野氏とは久々の共演だが、音楽が時間の溝を一気に埋めてくれる。話が早い。
初挑戦の演目を含め、本番は手放しに楽しめそうだ。
この日はパーカッション・よしうらけんじさんとのぶっつけセッションもあるかも。


ということで、怒濤のライブウィークの、はじまりはじまり。
1つと言わず2つ3つ、皆さんのご参加をお待ちしておりますぞ。
では、会場で。


写真は、先週林正樹さんとのリハーサル後に突撃観戦した、戦友小泉謙一のライブ後ズミ氏と。
最高に楽しいライブだった。俺も負けらんねーな!





こころのそうじ。


最近よい天気に恵まれていますな〜。
遅ればせながら車のタイヤをスタッドレスからノーマルに戻し、洗車をした。
「洗車すると雨が降る」のジンクス、今回はありがたいことにハズレ。
週明けから崩れるらしいが。

3月末にレコーディングしたもののミックス作業に立ち会うため、8日に茨城・常総市に行ってきた。
今回は楽器を持っていく必要がないので、電車で。

つくばエキスプレスを守谷で降り、関東常総線という電車に乗り換え。
1両編成のこの電車、カワイイ。車窓の風景もまことにのどか。
(御殿場線沿線の人間がよくいうわ!という声が聞こえてくるな)

石下という駅で下車。駅舎を出ると、こんな素敵な風景が。
上の写真右中にあるボウルの中には…

なんとザリガニ!久々に見た。
レコード会社のスタッフ方との待ち合わせまでの時間、彼らと戯れて過ごす。
癒された。心が洗われるよう。

レコーディングから約一月半。
ひさびさに聴き直してみると、音からその瞬間の心情が伝わってきて「うわおっ」とか「あちゃー」とか「ぐは〜」とか「いえ〜い!」とか、思わず口走ってしまう。
作業は順調に進み、これから仕上げに入っていくのがとても楽しみだ。

教室やリハーサルをこなしながらも、レコ発ライブの準備等でデスクワークが多い。
気分を変えようと、今日は午後から稽古場にこもり一人稽古と稽古場の大掃除。

念入りに雑巾掛けする。
普段は掃き掃除のみで済ませてしまうので、なんだかすごく「やってる」気分になる。
終えた時の清々しさと言ったら!!

外に出てみると、こんな景色が。

自分自身を、掃除した気分だ。
明日からまた頑張ろう。






最強!Eitetsuチーム

「迷宮の鼓美術少年」ツアー、終了。


今だから、言う。

本当に最初は、どうなるかと思った。

作品の全貌がなかなか見えてこない。
これまでにない体のこなしや演劇的要素が加わり「からだ」が戸惑う。
「太鼓の公演」として、観衆に満足してもらえるだろうか?
(特に地方で)受け入れられる内容だろうか?
・・・・・・・

不安は山ほどあった。
でも稽古を重ね、公演を重ねていくうちに、自分には見えていなかったいろいろな「画」が、師匠には明確にイメージされていたのだということを何度も痛感した。

目指す音、描きたいものがしっかりとイメージできおり、それを可能にする体を作り上げ(るためのプロセスを構築し)、出来の悪い弟子共を信じ辛抱強く指導し、いざ舞台に上がったら周りを圧倒するパフォーマンスを繰り広げる・・・

師匠の凄さを見せつけられ、師匠の「イズム」を、叩き込まれた半年間だった。

そして、どんな条件下でも最高の環境を作り我々をサポートしてくれたスタッフ陣の「プロの仕事」は本当に素晴らしく、そんなみんなと「チーム」として共に仕事し、飲み、語るなかで、あちこちの「舞台筋肉」を鍛えられた気がする。


終演後の、師匠バースデーパーティ打ち上げは、楽しくも名残惜しいひとときだった(開放感たっぷりの辻タスク、彼も本当に頑張った!)。


英哲太鼓の会のスタッフが用意してくれた、鼓美術少年ケーキ。


舞台監督手作りの、鼓美術少年スタッフパス(殺伐としたバックで、失礼。)。


このチームは、今後も日本の舞台芸術に新たな楔(くさび)を穿つ仕事を、し続けます。
関係各位、ご来場下さったお客様、みなさまに感謝。


 


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太鼓奏者・はせ みきた

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