「冒険」コンサートに向けて

(以下文章の一部を「ネタバレ」と捉える方もいるかも知れません。ネタバレを恐れる方はスクロールして[以下ネタバレなし!]にスキップしてください)

 

 

今度のコンサート「風の章」に、幾つかの挑戦を盛り込んでいる。

・新曲(新演目)に挑戦

 完全な新曲が2、初挑戦のゲスト小濱曲が1、レパートリーのメロディをモチーフにほぼほぼ新曲並みに作り変えたものが1。

・「分身の術」に挑戦

 さる文明の利器を導入し、音響的な演出も加えてちょっと遊んでみようかと…。しかしこの魔法の道具の扱いが非常に難しく、手も足も脳ミソもあたふたしてるのが現状。。。

・「うごきもの」に挑戦

 友人の造形アーティスト・白砂勝敏氏の手製楽器?を手に「うごきもの」の演目を創作中。

 

どれも「風」を演ずる上で必然的に生じた「挑戦」なのだが、これだけの挑戦が盛り込まれた段階ですでに今度の公演自体が「冒険」と化している(笑)。

 

まあこれだけの冒険ができるのも、持ちネタの中にいわゆる「定番曲」と呼べるものがあるからで。

「テッパン」と言えるほどの自信はないが、それなりに長い時間かけて自分のものにし、磨きをかけてきたレパートリーが手の中にあると思うと、これまでの自分の奮闘をちょっとだけ褒めてやりたくなる。

 

 

木曜に稽古場でオバマ氏とリハを、金曜に舞台監督S氏とホールのリハ室で舞台の広さを想定した動き確認&稽古を行った。

頭の中でイメージしていた音が、空間が、だんだんと実像を帯びてくる。ワクワクと不安と、喜びとガッカリが入り混じる瞬間だ。

稽古場に一人篭って煮詰りかけていたものが、仲間の音や助言を受けて道筋が見え課題がはっきりしてくる。良し悪しとは別に身が軽くなる。単純に嬉しい。

いい手応えだ。

 

 

[以下、ネタバレなし!]

 

 

「『一人で太鼓叩くコンサート』って、何やるの??」

見たことのない人、予備知識のない人にとっては何ともイメージしがたい舞台だろう。

 

メディアに頻繁に紹介されるような有名人でもないし、そういった類の芸でもない。

一緒に盛り上がって発散して…というタイプのパフォーマンスでもない。

歌詞に心動かされ涙したり、腹がよじれるほど笑うということもない。

「何やるの?」と聞かれたら、「様々なシチュエーションで、太鼓を演奏します。オリジナルの演目を、自身の演出で、全身全霊で。」と答えるしかない。

 

ただただ、舞台上で生まれる様々な音に、浸ってもらうんです。

力強い音もあるでしょう、甘い、冷たい、切ない、柔らかい、怖い音もあるでしょう。

同時に、その様々な音を発する自分の姿を、見てもらうんです。

躍動する(であろう)肉体を、美しい(であろう)所作を。思い・感情が滲み出る(はずの)打ち姿を。

そして、自由に想像してもらうのです。音の描く情景を。

 

4000円のチケット代を払って、

品物は手に入りません。お腹も一杯になりません。勝った負けたもないし治療もできないし、美しくなるお手伝いもできません。

でも、日常の世界とはどこか違う空間に身を置き、その場でしか感じることのできない音・響きを味わうことを通して、いろんな発見があるはずです。その発見はあなただけのものであり、そんな「あなた自身の新たな価値を見出す場」でもあると思うのです。

 

「太鼓」というマイナーなジャンルの、しかも自分のように無名に等しい打ち手の公演に4000円も払って来ていただくのは、バンジージャンプ並みの冒険かも知れませんが(笑)、ぜひ一度、来てみて下さい!

特に学生諸君、今回は「大学生以下1000円」です。若い人たちに見て欲しいという気持ちの表れです。ぜひ!

過去に自分の公演に来ていただいている方、当時からはひと皮ふた皮むけている、はずです!

そしてこのブログの読者の皆様は、すでにこんなワタクシに価値を見出して下さっているありがたい方々と思いますが、どうか身近なお友達・お知り合いにも「冒険」を勧めてみて下さい!

 

これだけエラそうなこと書きました、覚悟の上です。背水の陣です。

どうぞよろしくお願いします。

 

あと3週間。

今の自分にできる最高の舞台となるよう、全身全霊を込め取り組み中‼

 

はせみきたコンサート2018「風の章」

6月2日(土) 14:30開場 15:00開演

沼津市民文化センター 小ホール

一般4000円 大学生以下1000円

 


充実のGW、次は6/2沼津!

GW終わった途端に「梅雨入りか?」と思うような天気。気温の差も激しく、体調管理が難しいですな。

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

GW最終日に、朝霧高原へ。静岡で「動物と触れ合うなら」の定番スポット、『まかいの牧場』に行った。

最高に良い天気で、気持ち良かった〜。

 

普段目にするのとはかなり表情の違う富士山に、見たこともないような見事な笠雲が。(案の定本日は雨だった)

 

放牧されてる羊サンたちと、仲良しになりました(笑)。

んー、リフレッシュした!

 

さる29日は東京・狛江にて風雲の会5名による「澪の蓮」。

センターの大太鼓ポジションを務めた今回、本番はただただ必死だった。

お客様の温かい拍手と仲間に助けられ、なんとか最後までぶっ倒れずにやりきった…というのが実感で、正直本番の出来がどうだったか、自分では全くわからない。

しかしこの日に向けての稽古の中で学んだものは、本当に大きい。今後の自分の演奏、作品づくりは大きく変わっていくに違いない、いや、変わらなくてはならない。より緻密に、より深く。

 

翌30日は、盟友ズミ氏とのガチンコライブ。

前日の肉体的ダメージが予想以上で、かなりこたえた(苦笑)。でも楽しかった!

打てば応えてくれ、さらにいい意味で想定外のパフォーマンスを繰り出してくる相方とのセッションは、たくさんの刺激を与えてくれる。青雲デュオ、今回は「安定感」という一面も打ち出せたのではないだろうか。

 

GW後半に入り、3日は「ふじのくに演劇祭」へ。

日本人フラメンコダンサーの第一人者・小島章司さんと日本舞踊を学んだコンテンポラリーダンサーによる舞台を鑑賞。

正直自分には難解で心から楽しめる舞台ではなかったが、「ステージ上で自分の体の動きを見せる」ということについて、なるほどと気づかせてくれる点が多く勉強になった。

 

そして4日、今度は師匠の「われに羽賜べ」に参加。

細部まで緻密に練り上げた作品をきっちり演じ上げる、その上で「今日の表現」を紡ぎ出す。日々、挑むことを怠らない。これが師匠・林英哲の凄さだ!

そんな師匠のもとで日々苦悶に喘ぐ者同士、風雲の後輩・辻タスクと明け方近くまで心の中のモヤモヤを吐き出す「ヘタレ飲み会」が続き、翌朝のLFJと林英哲を特集した『題名のない音楽会』を見逃した(放映時間がずれてる静岡で見れた)。

 

 

というわけで、非常に充実したGWとなった。

さあ、いよいよ次の大きなヤマは一月後の、沼津コンサートだ。

本日これから、稽古場にて小濱氏とのリハーサル。コンサートに向けての思いなど、次回ブログで綴ってみたいと思ってます。

 

 


撃沈。からの…

今ごろの発表で誠に心苦しいのですが、きたる4月29日東京・狛江市の「エコルマホール」にて、「ラ・フォル・ジュルネTOKYO2018」のプレイベントとして、英哲風雲の会5名による「澪の蓮(作・演出:林英哲)」の上演があります。

そして今回、英哲師匠の指名により、私 はせみきた が、センターポジションを務めることとなりました。すでに事前申し込みは終了していますが(自分がこの公演の詳細を知ったのが申し込み締め切りの前日だった。。。)、当日に200席分の当日券の配布があるそうです(先着順)。

詳しくは 特設サイト をご確認ください。

 

 

というわけで、本日は英哲師匠監修のもと「澪の蓮」リハ。

はせみきた、みごとに撃沈しました。。。

 

冒頭の登場シーンの歩みから、ソロの演奏内容、音楽的要素、演劇的要素、センターとして周りを引っ張っていく指揮者的要素…あらゆる面で、これでもかとダメ出しの嵐。

全体通して力みすぎで体力ばかり消耗し、表現の幅が狭くストーリーや情景が浮かんでこない、というのが総評。

カンペキ、撃沈であった。

 

わたくし、思い上がってました。

任されたんじゃない、試されたんだ。

上っ面だけなぞって「なんとかできるかも」と思ってた自分が恥ずかしい。

 

でも、落ち込んでないわけではないが、

それを何倍も上回るモチベーションの種を、師匠は与えてくれた。

 

一つ一つのダメに対して、アドバイスをくれ、ヒントをくれ、「俺はこうやってる」と実演して見せてくれた。

なるほど、本当に細かい一つ一つの動き、発する音にまで意味があり、計算があり、ものがたりが込められていた。

作品世界が生まれ、そこに聴衆を引き込んでいく魔法は、この「一つ一つ」の積み重ねにあったのだ。

超濃密な、万金に値する貴重な稽古だった。

今日の稽古内容は、厳に門外不出だ。いやそもそも、これらを人に語れる十分な言葉を、技を、俺は持ってない。

まずは繰り返し稽古して、試行錯誤して、体得していくのだ。一つ一つ。

 

我が師匠、偉大なり。感謝。

 

 

しかし、体がボロボロだ(苦笑)。明日明後日あたりまでは使いものにならんかも。

29日の本番までに、どこまで持っていけるか。

 

 

という、風雲の会による「澪の蓮」。

師匠の演ずるそれとはいろいろ違ってるとは思いますが…それでも「観たい」という方、ぜひともエコルマホールまで、足をお運びください。どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 


創作に没頭。今月末、6月に向けて

 

どうやら「花粉症」のようで。。。

早稲オケヨーロッパツアーから戻ってこのかた、鼻がグズグズ目が痒く、くしゃみ連発とまさしくの症状が日増しにひどくなり、7日の英哲沼津公演を終えた翌日からは鼻で呼吸することもままならず夜もまともに寝られなくなってしまった。

こりゃあまりにひどいなと耳鼻科へ。

ベテランの風格がかっこいい女医さんがテキパキと検査、症状の説明をしてくれる。ひどめのアレルギー反応が出ていて、副鼻腔炎もしっかり併発しているそう。治療は次々にいろんなものを鼻に突っ込んで吸ったり塗ったり。痛いのなんのと言ってる間もなく、しばらくすると嘘のように鼻が通り、楽になった。なんだか世界がパーッと明るくさわやかになった気分(笑)。

初診だったので散々待たされたのだが、「待たせてごめんね〜!」の一言から始まり、ちゃんと患者と向き合ってこちらの知りたいことを的確に説明し適切な処置を施してくれた先生の人柄と腕にまさに「救われた」。

やっぱり「人」ですな。感謝感謝。

 

そんなわけで鼻も心もすっきりしたところで、ようやくおよそ一月ぶりのブログ更新でございます。

 

 

ここ最近は、創作活動に打ち込む日々を過ごしている。

主に4月30日・小泉謙一氏とのデュオライブと、6月2日のコンサート「風の章」の内容作りの二本立てだ。

 

ズミ氏とのライブは約2年ぶり。今回は互いの新演目も加え、二部構成とし半分は小泉演目を小泉ディレクション、半分ははせ演目をはせディレクションで、との計画。それぞれの曲調や世界観?カラー?のコントラストを味わってもらいたいと思っている。「英哲青雲の会」からの付き合いはかれこれ18年。苦楽を共にし、切磋琢磨してきた盟友との本気のガチンコは、非常に楽しみだ。

 

 はせみきた×小泉謙一ライブ「青雲なる二人のガチンコvol.2」

 4月30日(月・祝) サラヴァ東京

 13:00open / 13:30start

 全席自由 ご予約3500円 / 当日4000円(1ドリンク付)

 詳細・ご予約は はせみきたHP

 

 

そして、6月のコンサート。

実は沼津でのソロコンサートは、今回が初めて。

2011年に初めて東京で行ったコンサートのタイトルが「幻想風景曲集」。詩や絵やいつか目にした映像など脳裏に浮かぶ風景を、太鼓で奏で描いてみようと取り組んだ舞台だ。

で、今度のコンサートは自分の中では「幻想風景曲集・第2弾」という位置付けで、特に「風」に的を絞り、風にまつわるいろいろな情景・場面を描いてみようと思っている。

新曲、初めて導入するキカイや楽器、これまでになかった演出も加え…と、構想上は冒険いっぱいの、盛りだくさんの予定。だが問題はこれをきちんと「プロの仕事」として形にできるか、だ。

テクニカルサイドと相談し、当日スタッフの人員や会場の都合、現場に入ってからの時間制限などもかんがみて、「やりたいこと」と「できること」の選別をしていかなくてはならない。稽古以外にもやるべきことは山のようにある。

6月なんて先のことのようだが、今のうちに考えて考えて、苦しんでおくことが大事。これまでの経験を活かそう。

とか言いながら、思い通りにははかどらないのが常なんですがね。。。

 

とにかくこの「産みの苦しみ」の期間を地道に、楽しみながら乗り越えていこうと、山篭りの日々を過ごしている。当日を、お楽しみに。

 

 はせみきたコンサート2018「風の章」

 6月2日(土) 沼津市民文化センター 小ホール

 14:30開場 15:00開演

 全席指定 4000円(大学生以下1000円)

 チケットはプレイガイドにてお求めください。

 【お問い合わせ】イーストン http://easttone.jp

 

 


早稲オケワールドツアーレポート3

一月に及ぶ早稲オケワールドツアー、全公演日程を無事終了。

昨日の最終公演は、皆の気合いがぐっと集中し高まった演奏内容だった。

団員さんたちは演奏はもちろん、立て続けの公演と円滑な旅の運営のため様々な係の仕事をこなし苦労も多かっただろう。さらに4年生はこれで卒団(数日後の日本での定期演奏会が最後)、社会へと旅立っていくことになる。いろいろな思いが交錯して、終演後はあちこちで、充実感からの笑顔と、涙と、感激のハイタッチが交わされていた。本当に、お疲れ様。

 

というわけで帰国の途に着くフランクフルト空港より、最後のレポート。

 

ニュルンベルク

旧市街地は城壁に囲まれた古い街並みが美しかった。

公演翌日の午前中、バス移動まで時間があったので、ホテルで自転車を借りて旧市街地散策。

自転車という移動ツールを十分考慮された道路整備がされていて、外国人でも比較的わかりやすく、安全で快適なサイクリングができた。これはおそらく、ドイツ全土にわたって言えることなのだと思う。

「おもちゃ博物館」というのがあり、見学。年代や「人形」「外遊び」「列車」などカテゴリに分かれていて、なかなか面白かった。

博物館のあった一角はアンティークの店や手作りおもちゃの店が点在してあって、ショーウィンドウを眺めてるだけでも楽しかった。

 

ミュンヘン

300km近く移動して、ホテルに荷物を置きすぐさま会場へ。駆け足でリハを済ませ、すぐさま本番。旅の後半、なかなかハードな行程が続く。。。

終演後、25絃筝奏者の「かりん」さんと5年ぶりくらいの再会。

最後に共演したのは多分2011年、震災の後の東北ツアーだったと思う。それ以後、彼女は活動の拠点をヨーロッパに移し、様々なユニットやプロジェクトに参加しながら、昨年、世界中の多くのジャズミュージシャンらが熱望する、かの「ECM」レーベルからのCDリリースを果たしている。

1時間ちょっとの短い再会だったが、異国の地で楽器を担いでいろんな場所に出向き音を奏で、生活していく大変さを垣間見、そこに身を置く彼女のタフさに感服。今年中に2度の帰国、ライブも計画中とのことなので、皆様お楽しみに。

 

フライブルク

コンパクトな市街地の中に大学が数多く、学生たち若者のエネルギーをそこかしこで感じた。学生街だけあって文房具屋が充実。万年筆、消しゴム、蛍光ペン…日曜消耗品のこれらが、一味日本と違っていてワクワクする。

石畳のモザイクが細く美しい。

自転車がたくさん(奥は大学)。

無駄に飾りっ気はなく落ち着いた雰囲気の街中に、いろんなお店が充実している感じて街歩きが楽しい。フライブルク、また訪れたい街だ。

 

最終地・ウィースバーデン

フランクフルトからほど近いこの街は昔から温泉が湧き出て、保養地として栄えているようだ。

大きなアンペルマンの背後、源泉から湯気が出ている。飲めるそうです(俺は怖くて飲まなかった)。

最後の会場・クアハウスは20世紀初頭に建てたれた立派なつくりで、建物内はかたや音楽ホール、かたやカジノというすごい組み合わせ!

 

 

短期間に「モノプリズム」を、様々な名だたる音楽ホールで10回も演奏できるというまたとない機会であったのと同時に、オーケストラ・指揮者とのコミュニケーションの取り方についても理解が深まったし、集団で一つの目標に向かって力を合わせて取り組むということを若い学生たちの奮闘を見ながら、あらためて学んだように思う。収穫の多い旅だった。

このような機会に恵まれたことに、心から感謝。

 

充実した旅を共に過ごせた若き精鋭たちの前途洋々たることを、そして早稲田大学交響楽団の今後ますますの発展を!

 

ありがとうございました。

 


メデタシ復帰、メデタシ30万

さる週末は尾道へ。

久びさのこの景色、なんか落ち着く〜。

 

我らがエイテツ師匠、手指の剥離骨折からの復帰コンサートでありました。

三週間の休養期間を経て、「しまなみ交流館」満場のお客様に見守られての完全復活‼

尾道は遡ること15年前、「海の豊饒」指導のために何度となく通った土地。その後もご縁があり、幾度となくお邪魔していることもあって、お客さんとの距離が近く感じる。演奏にも師匠のトークにも反応がいい。普段のコンサートではない箇所で幾度も拍手がわき起こった。その拍手と声援に背中を押され師匠、またしてもというかいつも通りというか、限界まで追い込んだ見事な大太鼓ソロだった…。改めて感服。

 

さてそんな師匠の復帰メデタシメデタシに加えて、もう一つ、メデタシことが。

 

我が愛車「ブルーバス君」が、ついに先週「走行30万km」達成‼

12年前新車で購入、以後北から南へ東へ西へ、雨の日も嵐の日も自分と太鼓を運び続けて地球を7周半。

本当にご苦労様、である。

もう何日も前から周囲の人に「そろそろ30万だよ〜」と、相手には全く興味のない情報をふれ回っていたのだが、

あろうことか、その瞬間を見逃した。

先週の月曜、清水での指導の戻り、このドライブ中に確実に到達だとわかってたのに…気がつけば

こうなったら、なにがなんでも333333kmまで乗ってやろうと、心に誓った。

ブルーバス君、まだまだよろしく!

 

 


年の瀬、2018幕開けに向けて…

今年も残りわずかとなりました。

 

思えば、出来事の多い一年だった。

ようそろの解散、BOK・SUIの立ち上げ、稽古場リニューアル、K`s Pro.との出会いと作品づくり、ひと月に2度のロシア…

山あり谷ありだが、そこそこに忙しく、充実した一年だった。

きたる年の計画を練っていて、現時点で公表できるものはないのだけれど、いろんな意味で「挑戦」の多い一年になりそうだ。遠くの目標を見据えながら、しっかり地に足つけて目前のやるべきことを一つ一つ片付けていくという、当たり前の姿勢がなにより大切になってくるだろう。

最近何もかもふとした時に抜けてしまいがちなので、とにかくやりたいこと、やるべきこと、目指したいことをもれなく書き出しておこうと、裏紙にひたすらメモして愛用のバインダにとめている。

 

さて先週末に はせみきた教室全4クラスの、年末の合同稽古を開催。

現在下は3歳から上は70代までの参加者が一緒に太鼓を打つという光景は、なかなかに素晴らしい。(やる方はなかなかに大変である 笑)

会場の都合で朝一番から午前いっぱいの稽古だったが、あっという間の稽古会だった。

稽古後は軽く忘年会。年々生徒さんの中に芸達者な人が増えてきて、もはやプチライブパーティに近いものがある。

ひさびさに昼間から飲んで酔っ払ってしまい、ろくに一年の締めくくりもせずバラバラと解散してしまったが、今後のわが教室の運営の方向性や来年の目標も見えてきた。参加者皆さんと力を合わせて、「ウツラ」ならではのカラーを打ち出せていけたらと思う。

 

それでもって、今週はひたすら稽古・リハの日々。

来週・年明けて元旦から、沼津(清水町)〜大阪〜東京〜沼津とすべて内容の異なるコンサート・ライブが控えている。特に以下二本の公演の見どころを紹介!

 

 

<元旦 恒例「新春ライブ」>

清水町サントムーンにて、開店と同時に演奏開始という元旦恒例のヘヴィなお仕事(笑)。今年は小濱明人氏を迎えてのスペシャルなライブ。濃厚な邦楽器デュオサウンドで、元旦早々まったりお正月ムードを切り裂いて差し上げます!

 

<6日 新春邦楽コンサート「和っしょい」>

第7回目となるこのコンサートに[BOK・SUI]としてお声がけいただいた。そして対バンのお相手はなんと、木乃下真市さん。

約20年前、英哲師匠と尺八土井さん、そして木乃下さんの邦楽器トリオの演奏に初めて触れた時の衝撃は今も忘れない。圧倒的な熱量と超絶プレイの応酬。その後波いる津軽三味線大会のチャンピオンの中のチャンピオンに輝き文字通り「王者」である木乃下さんとご一緒できるとは!武者震いしてくる。BOK・SUIも満を持して、大曲「タタールの砂」「きざし」他をひっさげてゲスト新澤さんと臨む。チケット残り少なくなってきたようなので、お越しになりたい方は急いでお求めください。

 

 

…とこの大事な時に、先日ふとした瞬間に首の筋を違えてしまい激痛に襲われた。幸い演奏には大して影響はないことがわかり、痛みも徐々に和らいできているのでホッとしたが、急激な気温の低下で体調管理にはよほど気を使わなければと反省。。。皆様も重々お気遣いの程、健やかに新年を迎えられますように。

 


ゴルフ場にて、今年の演奏じまい

今年も残すところあと2週間。

早いものですな。

 

ご縁をいただき、先週と昨日2週連続で、ゴルフ場の従業員さん向けの忘年会で演奏をした。

ゴルフは全く無知でゴルフ場は完全に未知の世界。見るものいろいろが新鮮だった。

 

「眺めいいなぁ〜」当たり前か、山の中腹だし。

「ゴルフバッグがいっぱい(エントランス脇)」「カートが並んでる」「地面がコンクリじゃないぞ」「ホテルみたいなフロント」「レストランにバーカウンターまで」「フロもあるのか」「パーティルームに会議室…なんでもあるじゃん」

へぇ〜へぇ〜の、連続。

クラブハウスで働く人たちに加え、たくさんのキャディさん、そして広大な敷地を整備・保全する人たちがいるわけで。一つのゴルフ場でこんな大勢の人たちが働いているとは、全くの驚きであった。

 

そして、忘年会。

「乾杯、食事が始まる前に演奏を」という、珍しいパターン。クライアント側からこういう要請は、じつは少ない。

20分強の演奏だが、皆さんとても熱心に聴いてくれ、こちらも集中して、気持ちよく演奏させてもらった。

演奏は大好評で、演奏後は幅広い年齢層の女性から写真と握手を求められ、デレデレ〜。

 

先週は「ぜひ一緒に」と声かけていただいたその後の食事とお楽しみのビンゴ大会でハプニングが。

なんと、みんなが狙っていたビンゴ特賞「TDLペアチケット」を、当ててしまったのです。。。

これはシャレにならん、ということでチケットは返上+はせ賞追加ということでCD1枚献上してきた。こんなハズカシイ思いはもう勘弁、ということで昨日は早々に失礼した(笑)。

 

そんなわけで今年最後の演奏仕事、持てる力を出しきり運も使い果たして、大成功で終了しましたとさ。ちゃんちゃん♪

(一人現場で慌ただしく、例のごとく手元には写真は1枚もなし。残念)

 

 

さて年内はあと教室とリハーサル、そして楽器道具類のメンテと来年に向けての作戦練り。

来年は自分的に大掛かりな企画や挑戦を、幾つか打ち出したいなと計画中。できるかどうか、うまく回るかは未知数ですが、お楽しみに。

 

 


「道場開き」

さる8月3日、完成からだいぶ日数は経ってしまったが、近しい方々にお集まりいただいての稽古場お披露目会を行った。

いわゆる「道場開き」と言うそうな。

 

師匠をはじめ、最も身近でお世話になっている方、仲間、スタッフ等、16、7人の方が平日にもかかわらず駆けつけてくださいました。

 

三島駅に集合し、稽古場へ。

このところの天候不順の中、幸いにも雨は降らなかったが、残念ながら富士山は拝めず。

17人も入ればすし詰め状態、膝を突き合わせてなんとか座ってもらった稽古場の中、皆様からお祝いの言葉をいただき、師匠の「一番太鼓」演奏を賜り、そののち師匠との「三ッ舞」デュオ、そして「宴」。

風雲の上田・辻両氏にも付き合ってもらって、「初稽古」くらいのノリのつもりが、完全に本気モードの「ミニライブ」状態に。ご臨席の皆さんも大興奮。

 

みんなで記念撮影をし、三島市内に降りて皆で食卓を囲み…

本当に胸がいっぱいになる1日だった。

 

 

 太鼓との関わりを持つきっかけを作ってくれ、少年期に思う存分太鼓に浸れる環境を与えてくれた人。

 カネにならん自主企画の公演を、「興行」「コンサート」として成立するよう、採算度外視で全力で共に取り組んでくれる裏方陣。

 人前に出てなんぼの我々にとって最も大切な、演奏の機会を与えてくれる人たち、そしてそこに足を運んでくれる人たち。

 大切な仲間。師匠。

 

こんな素敵な人たちに囲まれて、俺は太鼓が打てているのだ。

この箱根の麓の、丘のてっぺんの小屋で。

 

 

このこの上ない幸せをかみしめながら、みんなにお返しができるのはいつの日になろうかといささか心の奥にずしーんと重みを感じつつ、とにかく明日からまた気持ちを新たに、心を込めて太鼓に打ち込み、心を込めて太鼓を打ち込もうと誓う。

                           2017年8月

 

(初稽古はお決まりジャンプ1000回から、の図。)

 

 

 


BOKSUI丸、出航〜!

BOK・SUI立ち上げライブ、おかげさまでたくさんのお客様にご来場いただき、終了しました。

ありがとうございました。

 

終演後は、次回の早期開催を望む声、今後への期待を込めた激励の言葉を多く投げかけていただき、新たな展望が開き始めた手応えを感じることができた。

個人的には、思った以上に気負っていたのだなとステージに上がってから気づき、手は回らないわ足はつるわ、未だ続く花粉症の影響で鼻水は止まらないわ、集中力を持続することに多大なエネルギーを消費してしまい、帰宅して時が経つにつれ多くの反省と悔しさがこみ上げてくるが、今日のことを忘れず、次回へのステップアップのバネとして生かしていかねばと思う。

 

いつもの常連さんに見守られ、加えて北は岩手から駆けつけてくださった方、南は沖縄からお祝いの言葉とプレゼントを仲間に託してくださった方など、本当に多くの方の応援に支えられていることを、改めて実感。感激でした。皆様ありがとうございました。

 

次回ライブを、企画します![BOK・SUI]の、今後の展開に、乞うご期待!

 

 



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太鼓奏者・はせ みきた

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