「胸中山水」熱すぎる!

[BOK・SUI]のライブが今週末に迫ってきた。

昨日はそのリハ。

 

夏のような晴天だが適度に風が涼しく、外は非常に気持ちのよい箱根稽古場。

が、内は熱い熱い!

 

先日も少しブログで触れたが、「胸中山水」というタイトルの小曲集をまとめてみた。

お互いのレパートリー・新曲を並べ、水墨画に縁の深い題材をイメージしてもらおうという企画である。

我々の演目は、世間一般のポップスなど(一曲が4分程度)に比べると6分以上の長尺ものが多いのだが、「胸中山水」ではだいたい3〜4分でパッパッと次の曲に展開していく。

やってみるとこれが、思ってた以上に恐ろしく体力と精神力を消耗する。。。

バチや笛の持ち替え、曲の展開と段取りがめまぐるしいのに加え、それぞれの楽曲表現への気持ちの切り替えがなかなか大変で、ものすごい集中力を要するのだ。

22分ほどで6つの題材を奏するのだが、一通りやるともう、くったくた。「胸中山水」、小曲集という名の大曲である(笑)。

ほかは、BOK・SUIとしては定番のあの曲やこの曲で構成しているので、お客様としても安心して、リラックスして演奏を楽しんでいただけると思います。

ご期待あれ。

 

そして今日からは、7/5の英哲師匠のサントリーホール公演に向けての新曲の集中練習が始まる。

今週から3週間は、目一杯タイコウチ筋とヒョウゲンシャ筋を酷使する日々の連続だ。

無事乗り切れますように。

 

なーんて言ってる間にも「旧稽古場解体」ちょくちょく進めてまして。

だんだんとゴールが見えてきた!

 

 

 

 


「足で稼ぐ」が思い出させてくれた

最近遠のいていた「足で稼ぐ」戦法を、ちょくちょく実施している。

いよいよ日が迫ってきた[BOK・SUI]静岡2daysライブに向けての、追い込みである。

 

沼津・静岡の、チラシを置いてくれそうなお店、興味を持ってくれそうな人が集まりそうなお店に伺い、チラシを置かせてもらう。

とは言っても、当方小心者のため、たいていが知り合いのお店、知り合いに紹介してもらったお店がほとんどであるが。。。

 

静岡市内を回った今日は予報に反して昼間はピーカンの晴れ。

あっついのなんの!

 

 

写真はプロとしての演奏家稼業に片足を突っ込み始めた頃の同僚・兄貴分のシゲオさんのお店、静岡市敷地の「ジャルディーノ」さんのジェラート(焼きリンゴ味)。美味い、美味すぎる!コーヒーとの相性が抜群。シゲオさんとの会話も相まって、疲れが吹っ飛んだ。

 

あちこち回り、懐かしい人に会ってチラシを渡しながらほんのひと時の会話を交わす中で、「この人との出会いはこんなだったな」「この人はあの人に紹介されたんだっけな」と、昔のことを思い出す。

ジャルディーノ含め、本当にいろんな場所でライブやらせてもらったな。カフェ、ギャラリー、呉服屋、お茶屋、お寺、保育園、料理屋、廃校の教室…。

数え切れないご縁がつながって、今の自分が在る。

足で稼ぐ行為が、とても大切なことを思い出させてくれた。

 

置きチラシ、宣伝にご協力くださっている皆様、新たなご縁をつないでくれた皆様に、心より感謝。

 

りんむう 黒田呉服店 なんくる 花丁字 蒲原の味処よし川 光来堂 あらい接骨院 牛山精肉店 ジャルディーノ LIFE Cafe&Bar チュチュルリエ FARAO Silver Lamp mota ほか(順不同)

 

 

ところで、静岡市鷹匠あたりが、すごーくお洒落な雰囲気になっていて、驚いた。

その一角に、こんな素敵なフォントの屋号が。

 

ちなみになぜ今回、このように「足で稼ぐ」戦法に及んでいるかは、皆さん察しがつきますね。

ご予約ヨロシク!当日飛び込み来場も大歓迎っす!!


梅雨の昼下がり「胸中山水」に遊ばん

「6月=梅雨」というイメージが強い。

昨年は確か「から梅雨」だった記憶があるが、今年の梅雨はどうなるだろうか?

昨年から持ち越しの「旧稽古場解体&倉庫DIY建築プロジェクト」が、遅れに遅れている。近々やっと解体のめどが立つ感じだが、梅雨で材木が濡れてしまうという懸念が。。。

 

さて今月は、地元静岡での自主企画ライブが控えている。

篠笛・朱鷺たたらとのデュオユニット[BOK・SUI]の、沼津&静岡2daysだ。

たたらさんの生み出す音楽はバラエティに富み情感豊かで、知的な香りが漂う中にどこか妖しげ、まさに彼女の「人柄」がそのまま曲に反映されている。そんなたたらさんと、笛と太鼓という非常にシンプルな編成でありながら「水墨画のように、気品あるオトナの音楽を奏でる」ことを目指し組んだのが[BOK・SUI]である。

 

「胸中山水」という言葉がある。

水墨画で描かれる深山幽谷の山水画は、実際に山を前にして描くのではなく、心の中にある風景(イメージ)を描く。

翻って山水を愛でる心を持っていれば、現地に足を運ばなくともイメージの中の大自然に自らを遊ばせ、心を解き放つことができるという教えだ。

今度のライブではこの「胸中山水」の心をもってその場にいる皆でイメージの世界に身を委ね、遊んでみたいと思っている。

みなさん、一緒に遊びましょう!

 

ライブの詳細はホームページまで。

https://www.granbeats.com/

BOK・SUI紹介動画もyoutubeにアップしてみました。

https://www.youtube.com/watch?v=VRKEC8esMUY&feature=share

どうぞご予約はお早めに。

 

 

ところで…

スマホの中の写真を見返していたら、まったく撮った記憶のない写真が2枚出てきた。

いわゆる「誤作動」ですな。

みなさんの「胸中山水」は、この写真から何をイメージされるだろうか。

 

 

 

 

 

 

察するに、

2枚目は明らかに、ワタクシの「股」かと思われる。

笑。

 


さっそくトキメキましょう! 直近のオススメ公演

はや2週間が経過したが、新時代がスタート。

GWからしばらくはお正月気分の延長のようだったが、考えてみれば2019年はすでに半ばに達している。ボーッとしてると、あっという間に1年が終わってしまいそうだ。

大人になると1年があっという間に過ぎていくのは、「日々の暮らしの中でトキメキ(=感動)がどんどん減っていくから」と、チコちゃんが言っていた。トキメキ、失いたくないですねぇ〜。

 

というわけで…

トキメキを感じたいアナタのために、ライブの告知です(笑)。

 

以下、近々のライブ情報。

 

 ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐ ⭐

 

5月23日(木)

「笛と太鼓の四人囃子Live vol.2」

笛と太鼓という非常にシンプルでありきたりな編成、と侮ることなかれ!

超骨太なサウンド、4人それぞれの個性が光るレパートリー。昨年のライブ大好評につき、第2弾を決行。

 出演 小泉健一、朱鷺たたら、はせみきた、山田路子

 会場 吉祥寺スターパインズカフェ

 時間 19:00 open / 19:30 start

 

5月25日(土)

「林英哲コンサート in 沼津」

本年の「ラ・フォル・ジュルネ(フランス&東京)」で大好評だった楽曲群と、昨年没後50年を迎えた画家・藤田嗣治をテーマにした林英哲の《美術家シリーズ作品》第5作「レオナール 我に羽賜べ」のスペシャルプログラムでお送りします。英哲ワールド全開の“トキメキ満載”コンサート。

 出演 林英哲、英哲風雲の会(上田秀一郎、はせみきた、田代誠、辻祐)

 会場 沼津市民文化センター

 時間 17:00開場 / 17:30 開演

 

6月22日(土)、23日(日)

「BOK・SUI Live 2019 - 静岡編 -」

はせみきた・朱鷺たたらによる新感覚ユニット「BOK・SUI」。

「水墨画のように、気品ある大人の音楽を」をモットーに活動、ライブを重ねるごとに新たな挑戦を盛り込み、このデュオならではの音楽を追求しています。

 22日 沼津市・千本プラザ

 23日 静岡市・LIFETIME

 時間 13:00 開場 / 13:30 開演

 

各公演の詳細・ご予約お申し込みは

 はせみきた公式ホームページ まで

 

 

東京・静岡それぞれで最高にゴキゲンな公演!開催間近です。

ご予約・お申し込みは大至急!!

 

 

 

 

 


思いをつなぐ。

先月の「風の章」公演から、はやひと月。

ブログ更新をサボっているうちに、年度が変わり、次なる時代の名称が「令和」に決まった。

自然も人の心も穏やかで、思いやりに満ちた営みが送れたらいいなと、心から願う。

 

作品に自分なりの世界観を込めて、それを舞台の上で演奏するというのは、とてもやりがいがある。

それと同時に「誰かのために演奏する」というのも、自分にとってとても重要で、やはりやりがいのある仕事だ。

コンサート以降、そういった仕事が続いた。

 

お寺での「生物供養祭」。

政治家として地域社会を牽引していきたいと立ち上がった人の激励。

新しい宿泊施設のオープン。

我が地元の地域コミュニティの一大イベント「吉田神社祭典」。

そして、この世を去った方との「お別れ」の演奏。

 

以上すべて、ソロ演奏で務めさせていただいた。

 

祈りの太鼓、応援の太鼓、お祝いの太鼓、お別れの太鼓…。

うまくいってるかどうかはわからないが、その場にいる人たちの心とリンクして、「思い」を共有するということが、少しわかってきた気がする。

主体的に「心を込めて」演奏することも大事だが、自らが器となって「思いを集め、つなげる」演奏というのもあるのだな、と。

仕事を通して出会い・別れ・出発の瞬間に立ち会わせていただき、演奏を通してたくさんの人と心を通わせることができたことに、感謝。

 

 

そして我が身にも別れと出会いが。

丸13年、自分と楽器を載せて日本中あちこちへとともに走り続けてきた愛車を手放し、新車に乗り換えることに。

 

目標にしていた333,333kmまであと8000kmというところで、乗り換えと相成りました。

青二郎君よ、いままでホントにご苦労様。どうもありがとう!

そして青三郎君、これから末長く、よろしく‼

 

 

 

 

 

 

 


公演終わって、ひとりごと。

コンサート「風の章」@深川江戸資料館、終了。

 

当人としては、全体を通してうまくいかなかったこと、悔やまれる点は山ほどあるが、それをここで言っても言い訳にしかならないし、そんな話誰も聞きたくないだろうから、一人暗がりで皆さんにごめんなさいを言いながら「キイィー!」ってなることにします。

ともあれ二部の大太鼓ソロは、現時点でのベストプレイに近い感じで歌え(演奏でき)たのではないかと思っている。

 

 

終演後ロビーに出ると、今回はニューライブ盤CDの発売もあったので、たくさんのお客様がサインを求めて並んで下さっていた。

(来場者の実に3分の1のお客様が、CDを買ってくださっていた!)

  いつも応援してくれている常連さん

  「初めて太鼓のコンサートを聴いた」という方

  前回の深川以来(4年ぶり)という方

  ティアラこうとうのどソロ(2011年)ぶりという方 etc...

慌ただしくもその一人一人と、本当に一言二言だがお礼と共に言葉を交わす中で、気づいたことがある。

 

 

他の楽器の人はどうか知らないが、太鼓を打っている人はプロアマ問わず、お客様から「元気が出た」と言われることが多いと思う。

楽器の特性に起因している部分が大きいとは思うのだが、自分はこれまで、この言葉を投げかけられるとなにやら一抹の「違和感」を感じていた。

 

集団で太鼓を演奏する人たちの多くは確かに元気を送ったり、あるいは演奏者みずからが元気になることを目指していることも多いかもしれない。だが、自分の場合それはごく限られたシチュエーションの時に限ってであり、舞台で一人太鼓に向き合って表現しようとしていることは、「元気にする」「元気になる」こととは全く無関係なところで勝負しているつもりだから…。

「みんなで盛り上がろう!」というノリでもないし、ポジティブなメッセージを込めた言葉もない。全身ガクガクになりながら天狗を演じ(今回のことで言えば)ている自分を見て、ひとは元気になるのか?と。

かなり感じの悪い物言いになってしまうが、これが今までの正直な気持ちだった。

 

だが今回、たくさんの「また来ます」「次回を楽しみにしてます」の声をかけてもらって、そうか、これでいいのだ、と思えた。

 

「また来たい」と思ってくれた人は、次の機会に向けて明日を生きる活力が湧いたのだ。俺がどこで勝負していようと、それとは別の次元で、俺の演奏がその人の元気の源を刺激したのだ。琴線に触れたのだ。嬉しいじゃないか。有難いじゃないか!

 

「また来ます」「次回を楽しみにしてます」の声から、たくさんの元気をもらっているのはむしろ自分の方だが、それをパワーの源に、さらに多くの人の心に届く演奏ができるよう、愚直に走り続けていこうではないか。

 

 

ご来場くださった皆様、ともに舞台を築きあげてくれた仲間、お力添えくださった方々、

どうもありがとうございました。

 


カウントダウン。

東京深川江戸資料館「幻想風景曲集vol.2『風の章』」コンサートまで、いよいよあと1週間。

目前に迫り、準備にバタバタと動き回る日々が続いている。

 

  劇場を借りての実地のリハ。広いスタジオ借りての動きの稽古。

  締太鼓を調律。一人じゃできないので小田原まで行ってツジタスクに手伝ってもらう。ついでにツジのも締め上げ。

  買い物。文房具店、釣具店、楽器店、電気店、手芸店etc.。

  布を切って加工。衣装用の地下足袋を自分で染める。

  チケット販売。配券。招待。郵送。原稿書き。メール。PCにかじりつき。

  本公演とは別の打ち合わせ。メール、電話。新たなご縁をいただいた食事会…。

  2〜3日前から突如花粉が襲来。きっつい。。。

 

合間に美味しいラーメンやら美味しくないラーメンやら楽しいお酒やら一人で海外ドラマ見ながら飲むお酒やらを挟みつつ、適度な緊張感の中本番までのカウンドダウンを数えている。

 

先日小濱氏とのリハも終え、本番通りのスペースでの動き確認も終え、あとは「いかに(太鼓で)歌えるか」「(動きやしゃべりも含め)どう磨くか」という段階だ。

 

大太鼓の稽古中、ここにきてまた体の使い方や皮面の打ち分けに関して新たな発見があった。

残り1週間という短期間で無意識でもやれるほど体得するのは難しいだろうが、やれるだけのことはやってみようと思う。

大太鼓正対打ち、まだまだ奥が深い。。。

 

 

先日、以前から親交のある神楽太鼓奏者の石坂亥士さんが、ご自身のブログで自分のことを紹介して下さった。

身にあまる言葉の数々で恐縮だが、あまりに嬉しかったのでこちらに転載させていただく。

 

「???和太鼓???と思うかもしれないが。。。

…星の数ほども居るであろう和太鼓奏者。イメージとしては、満天の星空を見上げるが如きである。空気が澄んでいる人里離れた場所では、星座すら見つけられないほどの星々が煌めいているわけで、そんな中から一つの星を見つけるのは至難の技だと言える。

 そんな和太鼓奏者の世界のことを全て知っているわけではないが、最近では、手を替え品を替え的に、有名な方に演出を依頼したり、衣装やファッションを今風な感じにしたり、皆さん試行錯誤しているようだ。

 個人的には、太鼓を打って良い音を鳴らすというシンプルなことこそ奥義ではないかなあ、と思えるのだが、なかなかそこを追求する奏者は少ないように見受けられる。

 今でこそいろいろな方がいるが、和太鼓界のレジェンドはやはり、林英哲さんだと思う。

 その一時代を築いてきた師匠の背中を見つつ、自分の道を追求している彼の音を、是非とも聴いておきたいのである。

 和太鼓の公演をおすすめすることはまずないが、彼の音は優しく、その誠実さも音に乗り、勿論力強さもあり、最近は聴くことが少なくなった和太鼓の世界が熱くて良かったころの、和太鼓本来の音を思い出させてくれると思うのだ。…」

 

こんな風に自分のことを見てくれている人が一人でもいるだけで、頑張れる。

そしてこの文章に触れた方が実際の俺の演奏に触れて「ほおーなるほど!」と思ってもらえるようなパフォーマンスを、しなくては。

 

 

石坂亥士さんとのライブを近いうちに実現したいと、今関係各所に働きかけ中である。

亥士さんの神楽太鼓、同じ「日本の太鼓」だが、自分とは全く異なるアプローチだ。

だからこそこれまでにないものが…と、あれこれ話したいことは、またの機会に。

 

 

はせみきたコンサート2019「幻想風景曲集vol.2『風の章』」

3月1日(金) 深川江戸資料館 小劇場

19:00開演 全席指定

詳細は こちら 

 

 

 


目指すステージ

八丈太鼓や、三宅島神着木遣太鼓の達人の方が、太鼓屋さんから楽器をレンタルするのに念入りに音のチェックをしている光景を度々見たことがある。

楽器を演奏する者としては当然の行為であるが、太鼓の世界ではあまり「当たり前」の光景とも言えなかったりする。

先に述べた芸能の方たちが念入りに音選びをするのは、一つの太鼓だけを用いて、その音色と自分達の技のみで勝負するパフォーマンスだからだ。どんなに技が冴えていても音が悪くては受け手に届かないし、なにより音が悪いと打ち手の気分も乗らない。要素が少ない分、音にも技にもよりシビアなものを求めるのだ。とてもよく分かる。

 

ソロ演奏の良さというのは、集団では際立ちにくい、一つ一つの楽器の音色が味わえること、そして奏者のテクニックだけでなく、立ち姿や表情、息づかいまでひっくるめて奏者その「ひと」を感じられることだと思う。(翻って演じ手としては、そこがとても怖いところでもあるのだが)

 

 

話が飛ぶが、昨年末の「紅白歌合戦」を見ていて、「歌(音楽)がまるきり入ってこない」現象があまりに多くて閉口した。

大所帯のアイドルグループのダンスはカワイイが、画面がちゃかちゃかとスイッチしすぎて全く曲が響いてこない。ベテラン演歌歌手も、ダンスとの意味不明なコラボで音楽に集中できない(単体で味わえば歌・ダンスどちらも素晴らしいはずなのに)。個人的にはMISIAの歌唱力と、星野源の楽曲の世界がストレートに伝わってくるパフォーマンスが素晴らしかったと思う。

 

「派手さ」「わかりやすさ」に過剰なウエイトを置いた演奏・ステージパフォーマンスでは、音楽そのものの深みや演奏からにじみ出る奏者の「ひと」というものはどんどん感じにくくなってきているように思う。同様の風潮が「太鼓」「和楽器」の世界でも広がってきているが、特に「一音に魂を込める」ところにその素晴らしさを求めてきた日本の楽器の場合、上述のような表現だけではその魅力を届けるには片手落ちなのではないか、と思う。

 

 

3月1日の私のコンサートは、必要最低限の装飾と照明、音響の効果とともに、音で、我が身で、様々な幻想風景に挑みます。

映像もないし豪奢な舞台セットもないが、ここでしか味わえない感動や発見が、きっとあるはず。

 

みなさまのご来場を、心よりお待ちしております。

 


2019意気込み表明

新年明けてすでに久しく。。。

みなさま、本年も温かいご声援のほど、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

今年はブログに、活動報告や旅レポート、公演告知以外に日々考えていることや太鼓界のあれこれなども盛り込んでいきたいな、なんて考えてはいるのだが、考えているうちにはや半月経過。

とりあえず、活動報告と公演告知から始めます(笑)。

 

新年の幕開きは、恒例の元旦サントムーン、そして3日の英哲大阪公演でスタート。

 

元旦は盟友・小泉謙一氏とのデュオ。ここ2年くらいのデュオや四人囃子ユニットでのライブを通して2人でやれる曲も増え、呼ばれればいつでも駆けつけられる機動力の高いユニットとなっております。イベント出演、学校公演などどしどしご用命下さいますよう。

 

3日の大阪、今年こそ英哲師匠と山下洋輔さんのデュオを期待されていた方には申し訳ないことになりましたが、師匠と風雲の5名で昨年のフランスプログラムをフルバージョンで演奏。毎年決まった日に決まった場所で公演があるというのは、お客様にとっても出演者にとっても馴染み感が年毎に増してきて、とても良い雰囲気になる。制作のキョードー大阪さんには本当に感謝である。

 

こうして今年も幸先の良いスターを切ることができ、次なる大きな公演はこちらも恒例化しつつある(とても異例なケース)、フランスナントの「ラ・フォル・ジュルネ」。今年は英哲チーム単独のプログラムに加えて、演劇的なパフォーマンスを加えた異色のコーラスグループ「ミクロコスモス」との共演もある。楽しみ。

 

そして、3月1日はワタクシのコンサート、「風の章@深川江戸資料館」だ。

こちらの公演、我ながらなかなか良い構成になっております。さらにはコンサート当日には、昨年6月の「風の章」沼津公演のライブ音源をCD化して同時発売します!再演はするわCDは作るわですから、内容にはそこそこに自信あります(笑)。

公演チケットは絶賛販売中。CDは絶賛製作作業中。

公演へのみなさまのお越しと、会場でのCDご購入を心より、心よりお待ちしておりますぞ。

 

 

ということで、これまでにも増してセルフ宣伝にも熱を込めて情報発信していきます(笑)。どうぞ懲りずにお付き合い下さいますよう。

 

 

 


2019演奏告知もろもろ

師走に入り、バタバタしていて更新が滞ってしまい…(いつものことか 苦笑)。

 

本年中にもう一回くらいはブログ更新することを目指して、今年一年を振り返る記事はその時に…

ということで、今回は来年の予告をば。

 

元旦は毎年恒例の「サントムーン柿田川」にて開店10時から新春ライブ2ステージ。今年はなんと「小泉謙一」とのデュオ!元旦早々白熱のステージになりそう。お近くの方は是非。

そして3日はこれまた恒例の大阪・森ノ宮ピロティホールでの「林英哲新春コンサート」。

ゲストとして出演予定だった山下洋輔さんが怪我のため出演見送りが決定、師匠と風雲4名で、本年フランスで大好評だった公演と同内容のプログラムをやります。本年の師匠欠場に続きお客様に残念な思いとご心配をおかけして申し訳ありませんが、5名で精一杯舞台を努めますので、どうぞお楽しみに。

 

そしてそして、3月1日は…

コンサート「風の章」東京公演。

 

6月に沼津で行ったコンサートが非常に好評だったので、同内容で東京でも開催しようということになった。

ループマシンを使い、動きを取り入れ、SEほか演出も工夫して…と、これまでにない試みを随所に盛り込んだ内容。

このところ6月の公演の音源を度々聴き込んでいるのだが、我ながら「なかなか良い内容だ」と思う。

静かな驚きあり、ゲスト小濱氏との丁々発止あり、ムーディーな曲あり、太鼓尺八それぞれの音色にどっぷりと浸れるシーンあり…。

でもまだまだブラッシュアップしたい点も多々見つかった。

もっともっとお客さんに「伝わる」演奏が、流れの組み立てができるはず。

年をまたいで「幻想風景曲集・風の章」の練り直しが進行してます。3月、深川江戸資料館への皆様のお越しをお待ちしてます!

 

 

春以降のライブ計画も、ぼちぼち練っております。

来年もディープで充実した1年にしたいな、と思っております。

変わらぬご声援を、心よりお願い申し上げる次第。なにとぞ。



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太鼓奏者・はせ みきた

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