災害の生んだ再会

(珍しく演奏や太鼓活動とはまったく関係のない投稿でありますが…)

 

 さきの台風15号は、夏の終わりに伊豆〜神奈川〜千葉・茨城と広域にわたって大きな傷痕を残していった。

 誕生日が一緒の盟友・MaL(Breath奏者)さんが印西市在住で、隣町の佐倉市の知り合いの農家さんの敷地内の倒木処理に通っているSNS投稿を読み、わずかでもお役に立てるならと、先日1日だけお手伝いに行ってきた。

 朝7時から夜7時まできっちり12時間、初めて使うチェーンソー片手に林に入り、倒れた杉の木、折れ曲がった竹を切り、整理していく。がっつり肉体労働、情けないくらい全身バッキバキになったが、ひさびさ会ったMaLさんと初めて会った農家のUさんと、仕事の合間に冗談交じり(ばかり)でいっぱい話し、いっぱい笑った。めちゃくちゃ疲れたが、行って良かった。心から「有意義」と思える1日だった。 

 

さて、私はどこでしょう?

ここでーす

 

 千葉県では、今度の台風による農業被害が、東日本大震災の時を上回る巨額となるらしい。農業、酪農従事者の中には、これを機に廃業を決める(追い込まれる)方が相当数に及ぶかも知れないそうだ。生産に向け再び立ち直るためには、国や公的な「支援」というのが不可欠になってくるのかなと思う。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

 

 少し話が逸れるが、最近、災害が起きたときに限らず多くの政治的に解決困難な出来事に際して「○○に寄り添って」という言葉をとても頻繁に耳にする。近年の政治の世界で(昔からかも知れないが)、スローガンやキャッチフレーズのようなものが盛んに謳われていて、それらは時に中身を伴わず、あるいは響きは良いのだが漠然としすぎてなんだがよくわからない気がするのだが、個人的にはこの「○○に寄り添って」という言葉は、お願いだから、軽々に口にしないでほしい。その言葉が「しらじらしい」と受け取れてしまった瞬間、放たれた言葉は無益などころか害になる。足元の土が泥となり、踏み出す一歩が重く重く感じられるように思うのだ。決して「政界のトレンド」的なノリで決意を伴わずに放たれて良い言葉ではないと思う。

 

◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 

 

 天災というのは起こる場所もその規模もいつも想定外だ。大災害への備えとして最も必要なのは、高い壁よりも壊れない家よりも、まずは自分と家族の身を守り生かすための最低限の装備、そして「想定外のものが来る、想定外のことになる」という心の準備(覚悟)だなと思う。そして、見るも無残な光景を目のあたりにして、途方にくれる我が身を奮い立たせ再興への一歩を踏み出す原動力となるのは、やはり「一緒にやろうぜ!」というマンパワー、これが一番なのだなとあらためて実感した。人並みの体力くらいしか持ち合わせているものはないが、今回できたご縁を機に、多少なりとも役に立てそうなことがあれば、折を見て再び足を運びたいと思っている。

 

 

 そうそう、MaLさんとひさびさ再会できたのは良かったが、やっぱりステージの上で相見えたいものだ。

 


今更ながら…2019夏 その2とその4

気がつけば田んぼの畦道に彼岸花が咲き、豊かに実った稲穂の黄色と鮮やかな赤、そして湿度が減ってカラリと晴れた青空のコントラストが美しい季節となった。大汗かきながらあちこち旅してバタバタと過ぎ去った夏も終わり、秋が来たなと実感する。

 

さて夏は過ぎ去り…という話だが、出来事が多すぎてレポートが追っつかず、「その2」と「その4」をすっ飛ばしてしまっていたので、ひと月以上前のことですが駆け足で振り返ってみようかと…。

 

 

「その2」

 この夏は師匠の現場も続いた。

 師匠が塾長、風雲の田代・辻が講師を務めた、東京世田谷区の子ども達を対象にした「せたがや太鼓塾」の発表会に参加。自分が参加した最終稽古→舞台リハーサル→本番の3回の中で、みるみるうちに子ども達の演奏・顔つきが変わっていくのがわかり面白かった。ここまでもってくるまで、限られた時間の中で子ども達を叱咤激励しながら人前で見せられるだけの「かたち」を整える苦労を思い、3人への心からの「ご苦労様でした」の気持ちが湧いてきた(笑)。

 次の週末は、長年に渡り親交の深い福井の「OTAIKO座明神」がホストとなり開催される日本有数の太鼓フェスティバル「OTAIKO響2019」にゲスト出演。30周年という節目を迎えたこのイベント、明神のみなさんの熱い思い、特にリーダー・上坂さんの「生き様」を感じる、熱意と気迫あふれるコンサートとなったと思う。明神の皆さんお疲れ様でした!そしてこれからも頑張って継続ください!しかし13人での「七星」は、やはり圧巻であった。。。

 福井から戻ってすぐ、次なる現場はサントリーホールにてテレビ朝日「題名のない音楽会」収録。

番組55周年(!)のスペシャル企画として、日本固有の楽器のトップ奏者と、世界で活躍する音楽家達が集結しての超豪華キャストによるコンサートとなった。一員として参加させていただけて光栄でした。放送は10月5日を初回に数回に渡る予定。お見逃しなく!

OTAIKO響2019 リハ風景

サントリーホール楽屋にて 箏曲界のレジェンド沢井先生と

 

 

「その4」

 師匠現場3連チャンを終え、休む間もなく「小泉謙一との東北二人旅」がスタート。花巻ワークショップ〜青森ライブ〜気仙沼ライブ&ワークショップと4日連続で敢行(レポート「その3」参照)。中日のOFFは盛岡にてジンギスカン〜冷麺〜じゃじゃ麺と食べ歩き。

じゃじゃ麺@盛岡

 

 再び花巻に戻り「銀河の里」にてライブ。「銀河の里」は訪れる度に、お年寄り・障害者・スタッフが皆で力を合わせて、何か新しいことに挑戦している。その姿を見、話を聞いていると「俺も頑張らなきゃなぁー!」と思う。ツアーのベースキャンプ役を喜んで買ってでて下さることに、心から感謝。シードルづくり、順調に進みますように(本当に美味しかった!)。

 一度東京に戻り、吉祥寺SPCにて「三宝会」「き・せ・き」と対バンで「わっしょい〜夏の陣」ライブ。3チームそれぞれまったく異なるカラーを打ち出し、まさに1度で3度おいしいライブとなったのでは?演じても皆かなり楽しんでました。

 再び東北へ。旅の締めくくりは福島いわきと相馬。いわきでは以前チャリティコンサートのゲスト出演でお世話になった「一打の会」さんが全面協力してくださり、コンパクトな会場ではあったが満席のお客様の前で熱演。ライブ後スーパー銭湯に直行でお風呂〜打ち上げのサイコーなアフターケア。この流れ、クセになりそう(笑)。翌日、真言宗豊山派の「千響」さんに混じって相馬にて「流灯会」に参加。演奏後、穏やかな海を流れてゆく灯篭と夜空に打ち上がる花火を見つつ、震災で亡くなった人を思い過ぎ行く夏を惜しみながら「二人旅」、完遂。8月31日。

 

打ち上げ後、銀河の里の太鼓隊「朔」のメンバー達と@銀河の里

 

 

というわけで年内の「大仕事」はひとまずこれで終了、自主企画のライブも年内はありません(俺、大丈夫か⁈ 笑)。

急遽2020年明け早々に開催を決めた教室の発表会や来年以降の中長期的な活動のプランを練ったり、解体が完了した旧稽古場の資材を使ってのDIY倉庫建造などを進めつつ、いただいている演奏仕事や教室指導に勤しもうと思っております。

ではでは、みなさまも充実した「収穫の秋」を!

 

 

いただいた 籠いっぱいの茄子ピーマン 調理に励む食欲の秋

 

大金星あげた日本のラガーマン 讃えてビールがすすむすすむ!

 

 


2019夏 その4とばしてその5 〜音楽祭に寄せて

台風15号は進路がすこしそれて神奈川以東の方が大きな被害を被ったようで、お見舞い申し上げます。在住の裾野市は夜通しものすごい風雨だったが明け方から天候回復、大事には至りませんでした。

 

さて、レポートその3の「ズミはせ東北ツアー」は31日に全行程を無事に、大成功のうちに終了。

旅の模様やらあちこちでお世話になった方々へのお礼を述べたいところだが、時は留まることなく先へ先へと進み…。

レポートその4はその2とともに後日必ず上げますので、今回は「その5」。

 

 

東北ツアーから戻り、収支の勘定も後回しで脳ミソを切り替え…

現在は「平山佐知子とつくる音楽祭」真っ只中。

 

参議院議員・平山佐知子さんが主催・ナビゲーションを務める「平山佐知子とつくる音楽祭」。

広く一般の方に平山氏の活動の一端を知っていただき、音楽祭収益を政治活動の資金とさせていただく、いわゆる「政治資金パーティー」というカテゴリに当たるわけですが、党からの割り当て資金のない無所属の議員さんが活動の礎を築く方法としては至極真っ当で粋なやり方だと、俺は思っている。もちろん自分も「仕事」として、ギャラをいただいてこの音楽祭に携わっています。

 

さてご縁あってこの音楽祭には昨年の第一回に引き続き連続出演。しかも演奏だけでなく音楽祭全体の構成・演出も任されており…半年以上前から水面下で仕事しておりました。

ジャンルにとらわれずバリエーション豊かな演奏を楽しんでいただこうということで、今年も面白い顔ぶれとなった。

 

 和太鼓 はせみきた

 アルゼンチンタンゴ 柴田奈穂(ヴァイオリン)

 声楽 大石陽介(バリトン)、大石真喜子(ソプラノ)、馬場祥子(ピアノ)

 

基本的にはガラ・コンサートスタイルで、後半に出演者勢揃いでのコラボレーションに挑戦。元アナウンサーの平山氏も、詩の朗読で参加。

譜面を書いたり台本を作ったり、ストップウォッチ片手にシミュレーションしたり…ない知恵を絞り出して精一杯段取りした。

まだ最終公演(三島)が残ってるのでネタバレは避けるが、出演者の皆さんが自分の拙い演出の意図を十二分に汲んでくれ、取り組んでくれているのが非常に嬉しい。各々畑は違えどもそれぞれの世界で培ってきた経験を生かして、期待以上のパフォーマンスで応えてくれている。また1週間で県内3公演、技術スタッフも同じ顔ぶれで、公演内容に磨きがかかっていくのが実感できるのが、本当に楽しい。共演者・スタッフ皆のおかげで、自信持って心からお勧めできるコンサートとなってます!

 

13日金曜日の三島市民文化会館が最終公演。大仕事の仕上げだ。

このようなチャンスをいただけたことに、心から感謝。

 


2019夏 その2とばしてその3(w.小泉謙一)

花巻におります。小泉謙一との「二人旅」中。

この旅に出る前に夏レポート「その2」を書き綴るつもりが、慌ただしすぎてできず。

後日投稿します。。。

 

というわけで今回は「その3」、二人旅の前半レポートをば。

 

22日 花巻 ワークショップ1

21日に沼津で教室レッスン三本を終えてから深夜に稽古場で楽器を積み替え、ズミ氏と待ち合わせ、出発。

未明から東北道を爆走、昼過ぎに岩手県・花巻に到着。

(さすが花巻、コンビニの駐車場に宮沢賢治作品の登場人物が)

 

東北ツアーをするときはいつも、ここ花巻の社会福祉施設『銀河の里』をベースキャンプとさせていただいている。

昼ごはんにカレーをご馳走になり、早速ワークショップ。

月いちで指導されている「ミヤさん」の進行に合わせ、知的障がいのあるワーカーさんたちが太鼓を打ち始める。延々と繰り返されるコール&レスポンスが徐々に熱を帯び始め、みんなの気の高まりが目に見えるよう。車から大太鼓を引っ張り出し、交代交代にその音色を味わってもらった。

我々が何かを伝えるというより、むしろ学ぶことの方が多かった。「太鼓を打つ」という行為の原型を見せてもらった気がする。

 

23日 青森 ライブ1

花巻から道のり、途中で高速を降りて十和田湖畔をまわり津軽山地のマイナスイオンをいっぱいに浴びながら、青森へ。

(十和田湖をバックに)

 

運転から搬入から簡単な照明の仕込み、本番の転換まであらゆることを二人でこなさなければならない。なかなかハードな旅である。本ツアーのライブ初日ということで開演直前までバタバタして、本番も必死。あまり記憶がない(笑)。

前年ズミ氏のワークショップを受講した方が主催してくださり実現した、二人にとって初の青森ライブ。30名を超えるお客様がお越しくださり、終演後には口々に「凄いものを見た」「是非またやって」と声をかけていただいた。ありがとうございました!

 

24日 気仙沼 ライブ2

青森から脇目も振らず南下、宮城県気仙沼へ。

この地では、「太鼓学舎・ね」のSさんがライブ・ワークショップの主催を一手に引き受けてくださり、隅々まで行き届いたケアをしてくださった。いつもお世話になりっぱなしで、本当に感謝。

これまでは港町の「K-port(渡辺謙さんオーナーのカフェ)」でやっていたが、今回は少し規模の大きなゲストハウス「気仙沼アーバン」さんをお借りした。会場のスタッフさんが親身に対応してくださり「ね」のみなさんのサポートにも助けられ、気持ち良く演奏できた。演奏内容も緩急のつけどころが練れてきていい感じに。ズミ氏、初上陸の地でソロ演奏に熱が入ってました!

我々のデュオパフォーマンスに100名近くのお客様、一様に驚き、喜んでくださったようで、良かった。

 

25日 気仙沼 ワークショップ2

「気仙沼のまつりがアツい」というのは以前から聞いていたが、ライブの打ち上げの席で今年のまつりの様子を聞いて驚いた。

港に沿った大通りに市内の27もの打ち囃子団体が集結し、大合奏をするというのだ。その数800名、300mにもなるそうな。伝統の「虎舞」のお囃子曲の保存会もあれば、創作太鼓のチームもあり、それらが毎年一堂に会するというのは、全国でも珍しいケースなのではないだろうか。

それほど太鼓熱の高い土地でのワークショップとなると、こちらも心して掛からねば、という気になる。

今回は自作の『興郷楽』のフルバージョンを覚えてもらい、並行して大太鼓と担ぎ桶の打ち方指導を盛り込んだ4時間の内容。けっこう詰め込みで大変だったと思うが、皆さんしっかり食らいついてきてくれた。なにより「吸収していこう!」という思いがひしひしと伝わってきて、ならばとこちらもより熱が入るのだ。参加してくれた皆さんの太鼓事情などいろいろ聞かせてもらう時間が今回はとれなかったので、また次回にという思いを強くしている。

15名超の方がワークショップに参加してくれたのだが、集合写真撮るの忘れた!

 

(気仙沼で何から何までお世話になった「太鼓学舎・ね」の皆さんと。ほんとうにありがとう!)

 

そして昨日はやっと移動のみのオフ日。のんびりと盛岡まで走り、美味いものを食って羽を伸ばして、花巻『銀河の里』へと戻ってきた次第。本日は19時からライブ。間もなく搬入開始。

旅の後半も、安全で実り多きものとなりますように。

 

 


2019夏 その1

少し前に「今年は冷夏」という噂も聞いたが、どっこいシッカリ暑いですな。。。

 

 

先月末の「沼津夏まつり」。土曜日は天候不順でお祭り自体が中止になったが、我々出演の日曜は好天に恵まれ、教室生とともに60分を2ステージ、汗だくで敢行。

 

翌週8月4日は、朱鷺たたらとのデュオ[BOK・SUI]の東京ライブ。

結成から丸2年。ライブを重ねるごとに「手応え」が増している。

演奏内容はもちろん、ライブ全体の組み立てやユニットとしての「コンセプトの共有」みたいなものが、深まっているように思う。デュオのユニットだから二人で作り上げるのは当たり前だが、その中でお互い「相手に任せる」部分もできてきた。信頼とリスペクトがあればこそ、そして完成系がイメージできているからこそだ。

新演目「胸中山水」はなかなか好評だったようだ。アンケートで数名の方が「刮目(はせソロ)」を絶賛してくれていたのも、素直に嬉しい。

 

 

8月はまだまた大きな仕事が続く。今月は「終日休み」がゼロだが、BOK・SUIライブの前夜地元裾野市の花火大会へ。地元贔屓もあるが、本当に素晴らしかった。翌ライブ当日の朝は、出発時に見事な富士山を拝めた。この夏を乗り切るのに、最高の贈り物だった。

 

 


[BOK・SUI]ライブに向けて 刺激のシャワー

このところ運動中に肩に激痛が走ることがしばしばあり、おっかなびっくり様子見い見いで稽古は控えめに、8月の[BOK・SUI]、ズミ氏との東北ツアー、そして9月の大仕事に向けての資料や譜面作成の日々…。

その合間に良い舞台・良い音楽に触れて、創作や演奏への意欲を高めております。

 

21日は、静岡市の日本平野外劇場へ。

以前自分も出演させていただいた、ダンスカンパニー「K`sPro.」さんの公演を観に。

今年は完全なオリジナル作品で、平成の時代をダンスで振り返る趣向。例年素晴らしい舞台が見られるのだが、今年自分は特に、カンパニーを率いる森本京子さんの「すごさ」に打たれた。ダンサーとして、創作者として、指導者として、リーダーとして、その全てにおいて優れた方だからこそのこの公演。出演者はもちろん技術班、制作班の皆さんも一同京子さんが好きで、その舞台に関わりたいという熱意がいろんな形で伝わってくる。

音楽を一手に引き受けられていたヴァイオリンの中西俊博さん、終始素敵でした!

 

前後するが15日には笛と太鼓のデュオ「朋郎」ライブへ。内藤哲郎さんの精密機械のような両腕から放たれる正確で多彩な弾けるようなリズムの上で武田朋子さんの笛が踊る。ポップなサウンドが軽妙なトークと相まってとても心地よく、楽しい2時間だった。

哲郎さん打速がめちゃ速い。太鼓打ちの中でも打撃の繰り出し方で「パワー系」と「スピード系」に分けるとしたら(なんだか格闘技の話みたいだね)自分は結構なスピード系だと思っているのだが、哲郎さんのスピードは現時点で俺の知る中でトップかも。ストロークが短くてもしなやかかつ鋭いバチの振りで、音がでかい。

同じ「太鼓と笛のデュオ」でも[BOK・SUI]とは全然違う。聴き比べてみると、それぞれのカラーや音楽性というものがくっきりと見えてくるのではと思った。そんなライブがあっても面白いかも(興味ある人いますか?)。

 

というわけで、たっぷりの「刺激のシャワー」を浴びて、来る自身の舞台へのモチベーションもぐんぐん上昇中。まずは8月4日の[BOK・SUI]。今回はかなりストイックな内容となりそう。6月 に初披露した小曲集「胸中山水」や過去のライブ『陰陽の螺旋』で好評だった演目など盛り込み、一曲一曲、そしてライブ全体を通してドラマチックな展開を意識して構成。野太さと繊細さ、そして「情感」を大切に、我々ならではの表現をより前面に出していこうと思ってます。

ご予約まだまだ受付中です。ぜひ皆様お越しを!

 

8月4日(日) 12:00開場 12:30開演

南青山MANDALA(地下鉄外苑前駅より徒歩4分)

全席自由 ご予約3500円 / 当日4000円(+1ドリンク代)

【ご予約・詳細】は こちら まで。

 

 

 


夏が来る!

例によって、あっという間に今年も半分過ぎましたな…。

2019年上半期の末〜下半期幕開きは、[BOK・SUI]の静岡ライブ2daysと英哲師匠のサントリーホールコンサートで、先のブログで述べた通り目一杯「タイコウチ筋」と「ヒョウゲンシャ筋」を酷使する日々だった。

[BOK・SUI]のライブは初日の沼津は演奏もMCもなにやら浮き足立って落ち着かない感じになってしまったが、二日目の静岡ではがっつり地に足つけて、新演目の挑戦も十分手ごたえを感じることができた。8月の東京ライブに向けて、さらにブラッシュアップした内容にしようと反省会もしたので、来月の南青山MANDALAをお楽しみに。

サントリーホール「英哲音楽会(おんがくえ)供廖師匠まさに「渾身」の演奏だった。

内容が百戦錬磨の「飛天遊」に数々の「名勝負」を繰り広げてきた山下洋輔さんとのデュオということで、これまでの数々のスペシャルコンサートと比べれば舞台に上がる前段階の心持ちとしてはかなり落ち着いた、穏やかな様子だった。新作の太鼓アンサンブル曲はなかなか曲が上がってこず周囲はドキドキだったが、きっかけをつかんでからは一気に曲が仕上がり、あとは実際舞台(いた)の上で試すのみという状態での会場入りとなった。が当日会場入りしてからのリハーサル、段取り等の入念な最終チェックで一気に緊張感が高まり、その張り詰めた空気が見事なまでに本番で解放され、ものすごい音楽がホールを満たした。本番に向けてのメンタルの持って行き方まで、まさに「一流の仕事」だった。またしても「やられました」。。。

 

さて、強烈なスタートを切った2019下半期、ワタクシもがんばりますっ!

今月は教室「UTSU-LA」の生徒さんと沼津で2つのイベントに出演。来月は[BOK・SUI]東京ライブに始まり、風雲の会として東京・福井でイベント出演に某TV番組収録、さらに盟友・小泉謙一との10日間の「東北二人旅」と本番目白押し!

東北の旅は3年ぶり。これまで何度かお邪魔してお世話になっているところに加え、はじめての青森もありヒジョーに楽しみだ。訪れる地に暮らす人々に会いに行くのはもちろんだが、我々を追っかけて東北まで足を伸ばそうというファンの方の参戦も、大歓迎ですぞ。

 

上記のスケジュール、詳細は ホームページ をチェックいただきますよう。

 

今年の夏は大いに忙しくなりそう。ケガなく病気なく、実り多き夏となるよう、コツコツと準備にあたっております。

野外でのイベントも多いので、好天に恵まれますようお天道様にもお祈りせねば。

(写真は先日、稽古場で空を見上げたら偶然目にした日暈(?))

 

 

稽古場解体も、あと1日で終わりそう!

 

 

 


「胸中山水」熱すぎる!

[BOK・SUI]のライブが今週末に迫ってきた。

昨日はそのリハ。

 

夏のような晴天だが適度に風が涼しく、外は非常に気持ちのよい箱根稽古場。

が、内は熱い熱い!

 

先日も少しブログで触れたが、「胸中山水」というタイトルの小曲集をまとめてみた。

お互いのレパートリー・新曲を並べ、水墨画に縁の深い題材をイメージしてもらおうという企画である。

我々の演目は、世間一般のポップスなど(一曲が4分程度)に比べると6分以上の長尺ものが多いのだが、「胸中山水」ではだいたい3〜4分でパッパッと次の曲に展開していく。

やってみるとこれが、思ってた以上に恐ろしく体力と精神力を消耗する。。。

バチや笛の持ち替え、曲の展開と段取りがめまぐるしいのに加え、それぞれの楽曲表現への気持ちの切り替えがなかなか大変で、ものすごい集中力を要するのだ。

22分ほどで6つの題材を奏するのだが、一通りやるともう、くったくた。「胸中山水」、小曲集という名の大曲である(笑)。

ほかは、BOK・SUIとしては定番のあの曲やこの曲で構成しているので、お客様としても安心して、リラックスして演奏を楽しんでいただけると思います。

ご期待あれ。

 

そして今日からは、7/5の英哲師匠のサントリーホール公演に向けての新曲の集中練習が始まる。

今週から3週間は、目一杯タイコウチ筋とヒョウゲンシャ筋を酷使する日々の連続だ。

無事乗り切れますように。

 

なーんて言ってる間にも「旧稽古場解体」ちょくちょく進めてまして。

だんだんとゴールが見えてきた!

 

 

 

 


「足で稼ぐ」が思い出させてくれた

最近遠のいていた「足で稼ぐ」戦法を、ちょくちょく実施している。

いよいよ日が迫ってきた[BOK・SUI]静岡2daysライブに向けての、追い込みである。

 

沼津・静岡の、チラシを置いてくれそうなお店、興味を持ってくれそうな人が集まりそうなお店に伺い、チラシを置かせてもらう。

とは言っても、当方小心者のため、たいていが知り合いのお店、知り合いに紹介してもらったお店がほとんどであるが。。。

 

静岡市内を回った今日は予報に反して昼間はピーカンの晴れ。

あっついのなんの!

 

 

写真はプロとしての演奏家稼業に片足を突っ込み始めた頃の同僚・兄貴分のシゲオさんのお店、静岡市敷地の「ジャルディーノ」さんのジェラート(焼きリンゴ味)。美味い、美味すぎる!コーヒーとの相性が抜群。シゲオさんとの会話も相まって、疲れが吹っ飛んだ。

 

あちこち回り、懐かしい人に会ってチラシを渡しながらほんのひと時の会話を交わす中で、「この人との出会いはこんなだったな」「この人はあの人に紹介されたんだっけな」と、昔のことを思い出す。

ジャルディーノ含め、本当にいろんな場所でライブやらせてもらったな。カフェ、ギャラリー、呉服屋、お茶屋、お寺、保育園、料理屋、廃校の教室…。

数え切れないご縁がつながって、今の自分が在る。

足で稼ぐ行為が、とても大切なことを思い出させてくれた。

 

置きチラシ、宣伝にご協力くださっている皆様、新たなご縁をつないでくれた皆様に、心より感謝。

 

りんむう 黒田呉服店 なんくる 花丁字 蒲原の味処よし川 光来堂 あらい接骨院 牛山精肉店 ジャルディーノ LIFE Cafe&Bar チュチュルリエ FARAO Silver Lamp mota ほか(順不同)

 

 

ところで、静岡市鷹匠あたりが、すごーくお洒落な雰囲気になっていて、驚いた。

その一角に、こんな素敵なフォントの屋号が。

 

ちなみになぜ今回、このように「足で稼ぐ」戦法に及んでいるかは、皆さん察しがつきますね。

ご予約ヨロシク!当日飛び込み来場も大歓迎っす!!


梅雨の昼下がり「胸中山水」に遊ばん

「6月=梅雨」というイメージが強い。

昨年は確か「から梅雨」だった記憶があるが、今年の梅雨はどうなるだろうか?

昨年から持ち越しの「旧稽古場解体&倉庫DIY建築プロジェクト」が、遅れに遅れている。近々やっと解体のめどが立つ感じだが、梅雨で材木が濡れてしまうという懸念が。。。

 

さて今月は、地元静岡での自主企画ライブが控えている。

篠笛・朱鷺たたらとのデュオユニット[BOK・SUI]の、沼津&静岡2daysだ。

たたらさんの生み出す音楽はバラエティに富み情感豊かで、知的な香りが漂う中にどこか妖しげ、まさに彼女の「人柄」がそのまま曲に反映されている。そんなたたらさんと、笛と太鼓という非常にシンプルな編成でありながら「水墨画のように、気品あるオトナの音楽を奏でる」ことを目指し組んだのが[BOK・SUI]である。

 

「胸中山水」という言葉がある。

水墨画で描かれる深山幽谷の山水画は、実際に山を前にして描くのではなく、心の中にある風景(イメージ)を描く。

翻って山水を愛でる心を持っていれば、現地に足を運ばなくともイメージの中の大自然に自らを遊ばせ、心を解き放つことができるという教えだ。

今度のライブではこの「胸中山水」の心をもってその場にいる皆でイメージの世界に身を委ね、遊んでみたいと思っている。

みなさん、一緒に遊びましょう!

 

ライブの詳細はホームページまで。

https://www.granbeats.com/

BOK・SUI紹介動画もyoutubeにアップしてみました。

https://www.youtube.com/watch?v=VRKEC8esMUY&feature=share

どうぞご予約はお早めに。

 

 

ところで…

スマホの中の写真を見返していたら、まったく撮った記憶のない写真が2枚出てきた。

いわゆる「誤作動」ですな。

みなさんの「胸中山水」は、この写真から何をイメージされるだろうか。

 

 

 

 

 

 

察するに、

2枚目は明らかに、ワタクシの「股」かと思われる。

笑。

 



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太鼓奏者・はせ みきた

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